子どもの想像力を育めるネイチャークラフトについて現場からお伝えします

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皆さんは”ネイチャークラフト”をご存知でしょうか。

クラフト=工作、というところまでは連想できると思います。

 

ぼくは今の仕事の中でこのクラフトにも携わる機会があるのですが、

これがまあ大人が作ってもついのめりこんでしまうんですよ。

 

というわけでネイチャークラフトについて今回はまとめてみました。

 

普通の”クラフト”の違い

そもそもネイチャークラフトとは普通のクラフトと何が違うのか?って話です。

まあ簡単なことですが、”ネイチャー”が付いてるだけあって、使う素材が違うだけです。

 

ネイチャークラフトではメインで使う素材は森の中から拾ってきた枝とか木の実、加工してない木材です。

普通のクラフトと言えばホームセンターで売ってるような加工した木材だったりしますよね。

もちろんそういった木材も使うっちゃ使うのですが、あくまでメインは森の中にあるありのままの素材。

練習がてらパチンコを作ってみたのですが、よく見てください。

グリップの部分が太い木の枝で出来てるでしょ。

こんな感じでありのままの素材を使って工作をします。

 

ネイチャークラフトの意義

じゃあなんのためにこんなクラフトをするのか?って話です。

ぼくは仕事上で家族連れの方々を相手にすることが多いのですが、親子でコミュニケーションを生み出せる最高のツールだな、って接していて感じます。

 

それも含めていくつかネイチャークラフトをやる意義を上げていきます。

 

自然の物に触れることで感性を磨ける

外で遊ぶ機会が減ってきている子どもたちにとって木や花、虫に触れる機会って早々無いと思うんですよ。

木の樹皮はどんな肌ざわりなのか、花ビラは触るだけでちぎれちゃうのか、虫を掌の上で歩かせるとこそばゆい、などなど。

子どもたちというのは感性が非常に豊かなのでそういうのに触れさせることで表現力が育まれたり、好奇心を育てられるのではないか、と考えています。

 

経験したことを親子間で共有できる

ちょっと想像が混じるのですが、クラフトを終えた後には親子間で会話できることが増えるのではないか、と期待しております。

例えば、まつぼっくりを使った子であれば家の近くの公園で拾ったまつぼっくりを見て

「今日作ったのと同じもの拾ったよ」と、子どもが親に話しかけるきっかけになります。

 

また、共同作業するのであれば親としても子供の普段見ない姿を見かけられる、という点もあるでしょう。

 

想像力を鍛えられる

ネイチャークラフトは型は決まっている上に装飾するものは基本的に木の実や葉っぱといった自然のもの。

そういった制約の中からどうやったらおしゃれなもの・カッコいいものを作り上げるのか、と考えながら作業をします。

 

ぼくも練習がてらネイチャークラフトに取り組んだのですが、どんな完成形にしようかかなり考えます。

ぼくは元が平凡な人間なのでオーソドックスなものしか作れませんが、頭が柔軟な子供たちは奇抜で面白い作品を多々作ってくれます。

ブログにアップできないのは本当に残念ですが、想像力を鍛えるのにうってつけなものだな、と感じております。

 

危険予知を身に付けられる

クラフトではのこぎりやグルーガンといった、一歩間違えればケガになりうる道具も使います。

使い方はもちろんのこぎりを使う時はどう使えば手を切らずに済むか、グルーガンはどこを触ってはいけないのか、といった危険予知も身に付けることが出来るようになります。

 

もちろんスタッフの方で安全な使い方は教えるのですが、教えるだけでは身につかない使い方を実際に体で覚えられるというのは非常に大きいことだと思います。

 

親子で取り組む際の注意点

ここからは、ぼくが見ていて思った「親子でクラフトを取り組む際の注意点」について書いていきます。

働く側から見ていて思った、「こうすればいいのに、、、」をいくつか取り上げていきます。

 

上手に作らせるな、好きに作らせろ

これはザラにいるのですが、お父さんお母さんが子どもたちの作ってるところに対して「こうしろああしろ」と口出しする人って結構多い。

装飾は○○の葉を使った方がいい、色は××色にした方がいい、などなど。

口出ししたくなる気持ち、めっちゃわかります。

そりゃ作るからには上手に作ってほしいですもんね。

スタッフ側にいてもつい手取り足取りやりたくなっちゃうんですよ。

 

けど、これって子どもたちが学習する機会を実は奪っているんですよね。

というのも、上手く出来なかったらそれはそれで「なぜうまくいかなかったのか」を考えさせるいい機会になるんですよ。

そしてそれが子どもたちの可能性を狭めているかな、って感じます。

やって失敗させて原因を考えさせて、そして別のところで上手くいくようにする、というのがこのクラフトの意義なのかな、って思います。

 

そしてそもそも子どもたちは「上手く作ろう」なんて実は考えていないかもしれません。

見ている限りは「上手く作ろう」よりも「好きに作ろう」に重点を置いてる子が多い。

 

今日も車を作った子供がいたのですが、子どものやりたいようにやらせたところ4輪ある車輪のうち1輪が地についていないという出来になってたにもかかわらずとっても満足してるような感じでした。

その子は見本よりもとっても大きい車を作りたかったそうなのですが、車輪のバランスが悪くても大きい車が作れて満足、って感じでしたね。

 

同じ作品を別々で作る

子どものやりたいことをやらせるのはもちろん大事ですが、ここはぜひお父さんお母さんも個々で作ってみてほしいです。

なんでかというと、親子で同じ作品を別々に作らせることでまず目の前のいいお手本が出来るんですよ。

口で教えるよりも実際に見て真似させた方が分かりやすいですからね。

 

ぼくがクラフトの担当に入った回数は多くないのですが、お父さんお母さんが単独で作った人って見たことないんですよ。

ぜひお父さんお母さんにも難しさを知ってほしいし、作ることの楽しさも同時に実感してほしい。

 

まとめ

というわけでまとめです。

ネイチャークラフトのメリット

  1. 自然の物に触れて感性を磨ける
  2. 親子間で経験を共有でき、コミュニケーションのきっかけになる
  3. 想像力を鍛えられる
  4. 刃物など使う時の危険予知を身に付けられる

 

参考までにこちらの書籍もどうぞ。

 

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