これからの季節に探してみてほしい、”森のお掃除屋さん”センチコガネ

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仕事で子どもたちと虫取りに行くけど虫は嫌いです、つちまる(@tcdtkhs)です。

暖かくなり、森の中でも生き物が活発に活動するようになりました。

トンボ、バッタ、ホタル、カエル、などなど出てきて、もう少ししたらカブトムシやクワガタも出てきますね。

 

今回、ぼくが注目したい生き物はこれ。

この紫っぽくて光沢ある生き物、センチコガネといいます。

キレイな光沢があるので昆虫採集にも人気の生き物です。読んでくれてる方の中にも子供のころにセンチコガネを集めたことがあるって方もいるかな。

そんなセンチコガネ、巷では”森のお掃除屋さん”という異名もあります。

 

今回はそんなセンチコガネの生態と、森の中での働きについて迫ってみました。

 

センチコガネってどんな生き物??

センチコガネ(雪隠黄金)は、コウチュウ目(鞘翅目)・コガネムシ上科・センチコガネ科(Geotrupidae)に分類される甲虫の総称。糞や腐肉を餌にするいわゆる糞虫の一群で、金属光沢のある鮮やかな体色をしたものが多い。

Wikipediaより

冒頭で、センチコガネは”森のお掃除屋さん”と表現しましたが、糞や腐肉をエサにして暮らしていることからそういう風に呼ばれてるんです。

 

センチコガネの特徴

体長は2cmほどの小さい昆虫で、色は地域によって異なるそうです。

ぼくは画像の通り紫色のものしか見たことないのですが、他にも緑、藍色、金色の個体種も存在するようです。

というか、金色とかマジどんなのか気になる!

 

幼虫の時期から糞をエサとする。

糞のほかにも動物の死骸や腐敗したキノコもエサとするそうです。

 

森の中における、センチコガネの役割

うんちを食べることで森を”お掃除”してくれる

先述の通り、センチコガネは動物のフンをエサとするため、いわゆる”お掃除屋さん”としての役割を担っています。

森に生息するシカやイノシシといった哺乳類の糞をセンチコガネが食べます。

そうなることでうんちが分解され、土に還ります。

うんちが分解されて土に帰ることで土の栄養も豊富になります。

土の栄養が豊富になるということは、それを養分とする植物も元気になる。

こうやってセンチコガネは自分が暮らす森に貢献しているんですね。

 

もしセンチコガネがいなかったら??

逆にもしセンチコガネが森の中にいなかったら森の中はどうなっちゃうでしょう。

 

こうなります

まず動物の死骸やフンを食べてくれるセンチコガネがいないことで森の中で死骸やうんちが分解されないどころか増えていきます。

そしてそれらは土に還ることは無いので土の栄養が無くなり、

土の栄養素を養分とする植物が育たなくなり、枯死してしまいます。

 

そうなってしまうと森の生態系は

  • 植物を食べる昆虫が死んでしまったり、住処を変えなければならない
  • 昆虫もいなくなってしまうのでそれを食べる野鳥や小動物もいなくなる
  • 生物ピラミッド上位の動物もエサが無くなるのでいなくなる

いかにセンチコガネという小さい生き物が森に貢献しているのか、ということです。

とはいえうんちを食べる生きもの(糞虫)は実際にはセンチコガネだけではないのでもしセンチコガネがいなくなっても他の糞虫が貢献してくれるでしょう。ただ、ここでそれを突っ込むとこの話が破たんしてしまうのでそのツッコミは無しでお願いします。

 

まとめ

というわけで、センチコガネという昆虫についてのまとめです。

  • センチコガネは糞虫と呼ばれ、動物のフンをエサとする
  • もしセンチコガネがいなかったら森の中はうんちだらけになってしまう
  • そうなっちゃうと植物が育たないだけでなく、他の生き物も生きられなくなっちゃう

今回はたった一種類の小さな昆虫が森の生態系を支えている、というお話でした。

 

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