つちまる(@tcdtkhs)です。
埼玉の秩父にやってきました!
めっちゃのどかでいいところです。

↑秩父の郷土料理「わらじかつ丼」「クルミ蕎麦」を美味しくいただけた
この秩父に何があるのかというと、
氷柱が見れます。
今回は、秩父で見れるという氷柱のスポット三か所『秩父三大氷柱』を紹介していきます。
この記事の目次
秩父路三大氷柱について
秩父には氷柱が見れるところが3か所ありまして、
- 三十槌の氷柱
- あしがくぼの氷柱
- 尾ノ谷渓谷の氷柱
をまとめて秩父路三大氷柱というのだそうです。
三十槌の氷柱は岩清水が凍結したことで出来た天然の氷柱、他の二か所は人工的に作った氷柱なんだそうです。
シーズンになると夜間はライトアップされ、最近では氷柱巡りツアーといってこの三か所を回るツアーまで組まれているそうです。
スポット1.三十槌の氷柱
まずは三十槌の氷柱に行ってきました。
滞在日程の間でナイトアップを見れるのはここだけだったので、夜に行ってきました。

天然の氷柱が見れる、唯一のスポット

駐車場で車を止めてからずっと川の方へ下っていったところきれいに光っていたところがありました。
ここの氷柱は夜になると毎日ナイトアップをしているそうです。

下まで伸びている長い氷柱が自然の力だけで作られるってすごいですよね。
まるで自然が作り出した天然の宝石です。
ちなみになぜ天然なのかと言うとここには岩清水が湧き出ておりそれが凍るためなんだそうです
この氷柱がどんな風にしてできたのかなあ、なんて考えてみると面白いかもしれませんね。

晴れの日の日中でも氷柱は溶けずに残っているみたいなので寒くなった時からずっと作り上げられた賜物なんでしょう。
もしかしたら冬が終わる頃に来てみるとこの写真よりももっと長いつららができてるんでしょうねぇ。


人工的に作った氷柱もあります
先述で三十槌の氷柱は天然の氷柱を見れる、と書きました。
けど、天然のものだけでなく、人工的に作ったスポットもあるんです。
天然の方が降りてすぐのところにあり、もう片方人工的につくったのは、さらに奥の方にあります。

天然のものに比べると、かなり上の方にまで氷柱があるんですがこれ、川の水をポンプで組み上げて作ったのだそうです。
よく見てみると崖の上の木のところにも氷柱が掛かっています。

夏シーズンはどんな光景なの??
岩清水が凍って出来たものだとしたら、夏シーズンは崖から水がドバドバ流れてるのか?なんて想像が膨らみます。
駐車場のおじちゃんに夏になるとどうなってるのかと聞いてみたところ、想像されるほど水は出ないのだそうです。
それに対して冬になるとでっかい氷柱ができるから不思議だなぁと言っていました。
夏と冬の両方で行ってみて、見比べてみるのも面白いかもしれませんね。
アクセス
場所:埼玉県秩父市大滝4066
アクセス
公共交通機関で:西武線秩父駅を下車後、西武観光バス中津川線乗車、「三十場」にて下車
車で:皆野有料道路より国道299号、140号を50分ほど走行
駐車場
秩父市大滝4066-2(ウッドルーフ奥秩父オートキャンプ場)
秩父市大滝4011-1(槌打キャンプ場)
※駐車料金で500円かかります
入場料:中学生以上200円(環境整備協力金として)
スポット2.あしがくぼの氷柱
日を改めて次にやって来たのはあしがくぼの氷柱です。
ここが面白いところはすべて人工でつららが作られているところです。

辺り一面全て氷柱、まさに氷の世界

あたり全面につららができているんですけども、これ全てスプリンクラーだったりホースから水を放出させて作られています。
人工的に上に作り上げただけあって規模はものすごい大きかったです。


ここの人に話を聞いてみたところ、ぼくが訪れる前日に雪が降るまでは比較的暖かくてつららが落ちちゃうこともあったみたいです。
とはいえ、見る景色はまるで氷の世界。
辺り一面が氷柱ばかりの景色というのもいいものです。


上のほうに登っていくと一回無料で甘酒か紅茶をいただけます。
そういうわけで僕も甘酒をいただきました。


実は今回甘酒をいただくのは初めてなんですが身も心も温まりました。氷柱を見ながらすする甘酒もいいものです。
アクセス
住所:埼玉県秩父郡横瀬待ち芦ヶ久保
アクセス:西部秩父線芦ヶ久保駅降りてすぐ
駐車場:近くに「道の駅芦ヶ久保」があり、そこが駐車場になります。車で向かう際は、ここをナビの目的地にしましょう。
入場料:1人300円(環境整備協力金として)
スポット3.尾之内渓谷の氷柱
最後に回ったのは尾之内渓谷のところにある、氷柱のスポット。
ここの特徴は長い吊り橋の上から流れ落ちる滝と一緒にたくさんの氷柱を眺めるところができるところです。

吊り橋から見れる、壮大な氷柱

滝が流れていて、その音も相まって三か所の中では1番ゆったり過ごせる所だなと感じました。
ただここの吊り橋は凍っていてちょっと滑りやすいので注意が必要です。
吊り橋を下からも眺められる
吊り橋の上からだけでなく、下からも氷柱を見ることが出来ます。
下に降りる道があったので川のところまで降りてみました。

道の途中全然舗装がされていなかったのでものすごい歩きづらいです。
実際に看板にも健康な人以外は下に折れないようにと言うのが書いてありました。

こちらが吊り橋の下から見た光景です。
吊り橋を下から眺めると言う光景もいいものですね。

現地の人に話を聞いてみたところ秩父路3大氷柱はできてまだ10年近くなんだそうです。尾之内氷柱のほうはでき今年で9年目なんだそうです。
氷柱の名所ができたきっかけはある場所で自然と水道が凍っていたところから、大きいつららを作ってみようと言うのが始まりなんだとか。
「観光地を自分たちの手で作っちゃえ」みたいな感じがすごいですよね。
それが今や秩父の人気スポットで、「氷柱観光ツアー」なんてものが組まれているくらいですから。
ちなみに氷柱ツアーも出来て2年目なんだそうです。
アクセス
住所:埼玉県秩父郡小鹿野町河原沢996-1
アクセス:皆野寄居有料道路下車後、国道299号を1時間ほど走行
入場料:環境整備協力金と言う名目で200円かかります。
秩父三大路氷柱まとめ
3つのスポットをまとめます。
三十槌の氷柱
- 秩父三大路氷柱唯一天然で出来たスポット
- 人工的な氷柱も観れるので、見比べて見ても面白い
あしがくぼの氷柱
- 一面に広がる超大規模な氷柱の景色が見れる
- 駅から近いので車が無くても見に行けるのもポイント
尾之内渓谷の氷柱
- 吊り橋から眺められ、滝と一緒にゆったり眺められるスポット
- 吊り橋の下からも眺めることが出来る
同じ氷柱なのに三スポットとも、それぞれ見るポイントが違うのも面白いところですね。
せっかくの冬ですし、寒いからこそ出来上がる冬の結晶を見に行ってみてはいかがでしょう?
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