高崎勉先生のカメラコンテストに応募したらめっちゃ具体的なアドバイスをいただいた話

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自然風景の写真撮影に定評があるつちまる(@tcdtkhs)です ※自称

先日、ぼくが購入した高崎先生のカメラ講座の中で、写真コンテストがありました。

結果は残念ながら入賞にはなりませんでしたが、それをやってみて良かったな、と思ったので記事にしました。

 

フォトコンテストの概要

以前購入した高崎先生のカメラ教材を基にカメラについて勉強していたのですが、

「そういえば今まで自分の写真を見てもらったことが無かったな…」という悩みがあったんです。

そんな矢先に高崎先生の方からメールで「フォトコンテスト開催します」というお知らせが届いたものですから、これはやるしかない!と思い、即応募。

 

いくつか撮影のテーマがあって、ぼくは「風景」と「物・花」の部門で応募することにしました。

 

高崎先生からのレビュー

参加していただいた方には直々に評価コメントしてくれる、とは事前に聞いていたのですが、結構がっつり採点していただきました。

というわけで、ここからはぼくが撮影した写真と、そのレビューについて載せていきます。

 

花:タイトル「滝に咲くりりしい彼岸花」

撮影エピソード

この花は、9月ぐらいに栃木県那須烏山市の名所「龍門の滝」にて撮影しました。

背景にぼやけているのはその滝です。名所を背景にしてぼかして使うという、名所を無駄遣いにしている、ともいえる一枚です。

 

この時期は秋ということで光加減を穏やかにした感じで調節したつもりです。

撮影時期が夏だったらもう少し光の色合いを青いめにしていたのですが、季節感を大事にしたいと思い完成した一枚です。

 

高崎先生からのコメント

彼岸花の赤が飽和してる気がします。露出オーバー気味なのでしょう。本来持つ花の色味が再現されていないということになります。それが写真としてダメなのか?というと、そんなことはありません。階調を犠牲にしてハイキーな写真にしたり、コントラストを上げてシャドウ部を敢えて黒く潰したりして、自分のメッセージに則した表現というものはあります。
ですが、タイトルから察するに、素直に彼岸花の凛々しさ、佇まいの美しさを伝えたかったのだとしたら、もう少しデリケートに露出を決める方がいいでしょう。
この場面で僕だったら、多分縦位置で構えると思います。花というのは基本的に縦に伸びていくものですから、その佇まいを言いたいなら、もう少し茎の長さを見せて居場所を表現すると思います。しっとりとした陰影で表現しても凛々しさは伝わるのではないでしょうか。
着眼点とアングル、背景とのバランスはとてもうまくできていると思います。旅先なのか、非日常的な場所でお撮りになったのでしょうけれど、他に何枚かバリエーションがおありでしたらもう一度セレクトしてトリミングや明るさを詰めていくと今後のための勉強になるかもしれません。

うーん、なるほど!

考えてみたら、タイトルはほとんど後付けて考えていました。

もし最初からタイトルを決めて写真を撮っていたら、違った写真を撮っていたでしょうね。

 

あとは、構図ですかね。

確かに縦に伸びる花は縦構図の方が強調されやすいですね。

背景を広めにとりたいと思ったので横構図にしてみたのですが。

 

風景:タイトル「長閑な田舎の風景」

撮影エピソード

これも9月ぐらいに撮ったものです。

車通りの少ない国道沿いに広がる農道が静かでいい感じだったので、「のどかな風景」をコンセプトに撮影しました。

 

高崎先生からのコメント

場所と時間は最高ですね。とにかく光が最高です。
タイトルをお付けになった気持ちがとても良く伝わります。審査員の一人は入賞候補に選びました。
もっとタイトルに沿ったビジュアルにするには、この風景はもっと引いた絵にして(周囲をもっと画面に入れる)、ゆったりした時間が流れているような空間を見せるのがコツです。
もしかしたら引いてしまうと、余計なものが入ってきてしまうのかもしれません。ですが、時間と光をすでに味方につけているので大丈夫なのではと想像します。
ご本人にとっては仮にその周囲に排除したいものがあったとしても、それは見る側からすると素敵なエッセンス(主題)になるかもしれません。
「なんでこんなところに自動販売機があるんだろう」。とか、「時代劇のような光景なのに電線が邪魔だな。。」とか感じても、それこそが人が営んでいる証なのですし、時代性を表現する武器になることもあります。

入賞候補に挙がった、なんて嬉しいことでしょう。

意図して狙ったわけではないのですが、こういう風に言っていただけるのはありがたいことです。

 

構図については他の風景を入れようとすると道路が移りこんでしまって邪魔かな、と思って排除してしまったのですが、

逆にそれがエッセンスになりうるというのは素人では思いつかないことですわ。

実はこの写真はもともとは右側に看板が移っていたのですが、自分としては邪魔かな、と思ってPhotoshopで看板を消してしまったんです。

看板をあえて消さずに残していれば可能性はあったかも!?

 

コンテストで見えた今後の課題

今回のことを通して今後の課題が見えてきました。

  • 適切な構図を意識する
  • 撮りたいと思った理由を明確にしてから撮影する

構図についてはこれまでに意識してきたつもりですが、まだまだだなぁと痛感しました。

そして花の写真でタイトルと色合いがマッチしてない、ということから撮りたいと思った理由を明確にしたうえで撮ればかなり良くなるのではないかな、と思えました。

もっと精進します。

 

そんな高崎先生のカメラ講座、上手に撮れるようになりたいと思う方にはお勧めです。

おまけ:スナップマート始めました

最近ですが、スナップマート始めました。

自然風景とかをメインに上げていくので、気に入ったものがあれば是非よろしくお願いします。



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