田舎に来てから車が必需品になってきてます、つちまる(@tcdtkhs)です。
田舎移住する上で、車が必要になると考えられている方って結構いると思います。
実際にぼくも、車を使う頻度が名古屋に住んでいたころに比べて格段に上がりました。
と、ここでネックになるのが
というところだと思います。
というわけで、実際にぼくが車にどれだけのお金をかけているのか公開してみようと思います。
これを高いと思うか安いと思うかはあなた次第。
この記事の目次
車を持つことのメリット

車を買おうかどうか悩んでいる人って少なくないのではないかと思います。
特に地方都市に住んでいる人だと生活する分にはなくても過ごせるけど、車があった方が行動範囲が格段に広がりますからね。
ぼくが感じている車を持つことのメリットは大きく二つ。
- 自分の好きな時間に移動ができる
- 荷物を持ち運べる量が増える
それぞれ詳しく説明していきます。
自分の好きな時間に移動ができる
電車にしてもバスにしても、時間が来ないと乗ることはできません。
かといって自転車とかでは時間がかかる。
こういう時に車を持っておけば自分が好きなタイミングで、そして素早く移動ができるようになります。
移動するために時間に縛られないって目に見えてないけど一度気づくと相当メリットでかいです。
ストレスまじで減りますからね。
移動の効率が格段に上がる
荷物を持ち運べる量が増えるのも魅力的です。
例えば、ある日の買い物でスーパーに行って、本屋に行って、服買って、家具も買って、という買い物プランを立てていたとします。
自転車移動ではまず買った家具を持ち運ぶことはできません。
ましてや、スーパーに行っただけでカゴがいっぱいで他のお店に行けなくなるでしょう。
では車ではどうか。
家具は小さい物であれば持ち運べます。
そして、スーパーで買い物をしても本屋で買い物をしても、一度に持ち運べます。
こういう日常はそうそう無いかもしれませんが、それでもそれが出来たらすごい楽になり、時間的な視点で見た生産性もかなり上がります。
車にかかる費用・維持費
というわけでここで車にかかる費用についてです。
車にかかる主な費用は下記の通り
- 自動車本体
- ガソリン代
- 自動車保険
- 自動車税
- 車検
- 付属品(カーナビ、ETC)
- 消耗品(ワイパーゴム、ウォッシュ液、タイヤチェーン等)
消耗品まで含めるとややこしくなるのでここでは一旦除外し、ここからはぼくが実際に払っているお金を基に説明していきます。
自動車本体
昨年の10月に、2004年に発売されたマツダのデミオを中古で購入しました。
その時の金額はたったの10万円。
購入した当時の総走行距離数は70,000km行かないくらいでした。
周りからは嘘だと言われますが、本当です。
というか、買った自分自身が嘘ではないかと思ったくらいです(笑)
もちろんちゃんと動きます。高速道路も問題なく走れます。
ガソリン代
先月に支払ったガソリン代は8130円でした。
その前の月は8136円でした。
2か月連続でほぼ同額なのは流石に偶然です。
けど、大体毎月8000円ちょいくらいがガソリン代で消えています。
自動車保険
自動車保険には、
- 自賠責保険→加入義務がある
- 任意保険→加入義務はないけど入った方がいい保険
の二つがあります。
自賠責保険は今年度は26,000円支払いました。
これは、2年ごとに払うものなので1年で見た場合は13,000円ということになります。
任意の自動車保険はSBI損保で契約しています。
- 対人賠償保険金;無制限
- 対物賠償保険金;1000万円
- 自損自己保険金:1500万円
- 対物自己負担額:0円
- 人身傷害補償金:5000万円
- 搭乗者傷害保険金:500万円
- 弁護士費用保障特約付き
この条件で大体、月5000円くらいの支払いです。
ちなみにこの契約で車検の人に見せたところ、設定金額が安すぎると指摘を受けたので、次年度の契約更新の際はもう少し金額設定を上げる予定です。
自動車保険を選ぶ際は、色んな会社が色んなプランを上げているので比較サイトで一括見積をした方がいいですね。
自動車税
マツダのデミオは小型車という部類になり、そこまで高額にはならないです。
その金額は26,000円。これは毎年払う金額のものです。
車検
昨年10月に購入した自動車は、今年の7月に車検を受けることになりました。
その時にかかった金額は135,000円でした。
自動車本体の代金よりも高いです。
2年後にもう一度この値段が来ると思うと結構ゾッとします。
車検選ぶのであればGoo車検に任せておけば工場選びからスケジュール調整までやってくれます。
付属品
この項目については、覚えている範囲で書きだします。
- カーナビ:15,000円(中古、2012年モデル)
- 地図更新:10,000円(中古購入したものが2014年更新の地図だった)
- ETC:7,000円(内訳:本体価格2000円、取り付け代5000円)
スタッドレスタイヤ
愛知にいたころはなんも気にしていなかったのですが、栃木では真冬に道路が凍結するということが多々あるみたいです。
そのため栃木にいる以上はスタッドレスタイヤに履き替える必要が出てきます。
スタッドレスタイヤに履き替えることで出てくる費用として
- タイヤの料金
- 履き替えの工賃
- 夏用タイヤを預けるための費用
が発生してきます。
履き替え工賃はタイヤを購入したところなら無料でやってくれる店舗もあるので、工賃はここで除外した上で計算します。
タイヤの料金は、車種にもよるかと思いますが大体50,000円は見積もった方がいいでしょう。
ただし、これよりも安い金額のものもあります。
夏用タイヤを預ける費用ですが、こちらは調べた限り1シーズン(11月-3月)で3-5000円くらいが相場な感じです。
間を取ってここでは1シーズン4,000円とします。
更にスタッドレスタイヤから夏用タイヤに履き戻すにも同様にスタッドレスを預ける必要が出てくるので1年間辺り2シーズン分のタイヤ預けのためのお金が出ていきます。
なので年間8,000円かかることになります。
合計金額
車本体を購入した1年目とそれ以降ではかかる費用は当然異なってきます。
そのため、1年目と2年目以降にかかる費用に分けて計算しました。
車所有1年目の合計金額
- 本体:10万円
- 自賠責保険:13,000円/年(2年間でかかる26,000円を1年あたりで計算)
- 任意保険:60,000円/年
- 自動車税:26,000円
- ガソリン代:8100円/月=97,200円/年
- 車検:135,000円/2年=67,500円/年
- 付属品:32,000円
- スタッドレスタイヤ:50,000円
- タイヤ預ける料金:8,000円/年
これらすべて合わせると
453,700円!
ぼくの場合は1年間に45万円も自動車にお金をつぎ込んでいる計算になります。
新卒社会人2ヶ月分くらいの月収と同じくらいということになりますね。
2年目以降の合計金額(維持費)
2年目以降は、車さえ変えなければ維持費のみということになります。
- 自賠責保険:13,000円/年(2年間でかかる26,000円を1年あたりで計算)
- 任意保険:60,000円/年
- 自動車税:26,000円
- 車検代:67,500円(2年毎に130,000円かかると仮定し、1年あたりで計算)
- ガソリン代:8100円/月=97,200円/年
- タイヤ預ける料金:8,000円/年
1年目の時と比べて、自動車本体・付属品・スタッドレスタイヤの費用は掛からないので、
維持費の合計金額182,600円!
維持費だけで10万円以上掛かるということになります。
もし費用をさらに下げるのであればどうするか
とはいえ、車を持った時にかかる費用が初年度で45万円は高い!と考える人も少なくないでしょう。
というか、その感覚が普通だと思います。
ここからどうやったら維持費を下げるか、について考えていきます。
ただ、費用を下げる事だけ考えて任意保険に入らない・安物プランにするのはやめた方がいいです。
万が一事故った時にかなり面倒なことになるので。
カーナビはグーグルマップで対応
毎日家と会社の往復になりそうであれば、カーナビを使う機会はそうそうないでしょう。
であればグーグルマップでも事足りるようになります。
ただ、グーグルマップと言えども精度はカーナビに劣ってしまいます。
ぼくも一度グーグルマップ使って移動したことあるのですが、現在地がブレブレでどこ走ってるのか分からない状態も少なくなかったです。
自動車を軽自動車にする
自動車税を抑えるという意味で軽自動車を選択するというのも一つの方法。
少し前に軽自動車の税金が値上がりはしたものの、それでもまだまだ普通車に比べれば全然安いです。
もっとも、10万円程度でそこそこいい車に巡り合えるかは別の話ですが。
中古車探すのであればこちらからどうぞ。
本体スペックは選ばない、安物の中古車にする
中古車情報誌を見てみると、台数だけ見れば10万円未満の自動車って結構あるんですよ。
「乗れればいいや」くらいに割り切れる人であれば4,5万円程度の軽自動車を買ってしまうのも一つの手。
おわりに
これを高いとみるか安いとみるかはあなた次第です。
ちなみにぼくは、これでも安い方かな、と思ってます。
田舎で車が無いと辛いというのは一つにありますが、移動効率と利便性という意味では目に見える金額では測れないメリットが得られたと思っています。