こんにちわ。
栃木の田舎町に住むようになってから仕事以外でも毎日車に乗るようになり、車が手放せなくなりました。
一度車を持ってしまうと便利すぎて電車を使わなくなっちゃいますね。本当に。
さて、今日はこんな記事を読みました。
結論だけ書くと「車いらないっしょ」という内容。
ぼくも東京で働いていたときはこれと同じ意見でした。
しかし、東京のど真ん中で働いた経験があり、かつど田舎で生活して車が手放せなくなった状態で生活している今、この件に対してはちょっと気になったことがあるのでぼくの車に対する意見を書いてみます。
この記事の目次
まえさんの意見
まずこの記事の主であるまえさんの言い分をちょっとまとめてみます。
- サラリーマンの平均生涯年収は1億5000万円程度に対して車の支出4000万円というのは無駄遣い
- 車を持つメリットは「移動手段が増えること」のみ
- 物への衝突や人身事故等のリスクが常に付きまとう
こんな感じです。
ぼくもこの意見には全面的に同感です。
生涯年収の1/4近くを車に持っていかれるのは馬鹿らしいし運転中も常に気を張り続けないといけない。
そして何よりどれだけ気を付けてても事故を0には出来ないから保険に入る。
確かに目に見えるデメリットは多いです。
けど、ぼくはこの意見に一つ付け加えたいことがあります。
移動手段が増える、これに変わるメリットが他にあるのだろうか?ということ。
移動手段が増えるメリットが発揮する状況
ぼくがこれに替わるメリットが無いと考える理由は、自分の生活で選べる範囲がめちゃくちゃ広がるという点です。
都会に住んでた頃はメリットがあるとは確かに思えなかったのですが、電車もろくに通ってない今の街に住んでみてひしひしと車のメリットを感じております。
車のメリットを感じられる状況は3つ。
- 公共交通機関の待ち時間を感がる必要がない
- 多少の大きな荷物は持ち運べる
- 実は移動費の節約になる
公共交通機関の待ち時間を考えなくていい

まず待ち時間を移動の計算に入れなくていいというのは本当にストレスフリーになりました。
自分の行きたいときに行けるのって本当に楽なんですよ。
ぼくは本当に「待つ」というのが嫌いで、
東京にいたころでさえ待ち時間にストレスを感じていたくらいですからね。
特にバスとか使おうものなら下手すりゃ2,30分とか待たされるじゃないですか、普通に。
待ち時間とか本当に生産性無いですからね。
なにより気軽に予定が組めるのがいいところ。
あっち行ったりこっち行ったりと臨機応変に移動ができますからね。
多少大きな荷物であれば積める
車以外にもバイクだったり原付、といった選択肢も確かにあります。
しかし、車にしかないメリットは荷物が積めること
これは複数店舗で買い物した時に本当に車のありがたみを実感しますね。
例えば近所のスーパーへ自転車で行くとしても、買い物袋を自転車のかごに入れるだけなので何とかなります。
しかし、スーパー行って、ホームセンター行って、薬局行って、ってやってると荷物一杯で自転車では無理があるでしょう。
そうなることを想定して家にちょくちょく変えることになると思いますが、そうするとあまりにも効率が悪い。


また、家電などちょっとした大きい物を車に積めるのも大きなメリットです。
さすがに持ち歩いたりできるものではないですからね。
最近はサービスも充実しているので配送の手配とか店側でやってくれるところも多いですが、
配達を待たないといけないこと、そして再配達が起こらないようにするために自宅で待機していないといけないことを考えるとかなり行動が制約されてしまいます。
そういった点で荷物が積めるという、ごく当たり前の車のメリットはめちゃくちゃ自分の生活に融通を聞かせてくれます。
2人以上の場合、移動費の節約になる
二人以上で割り勘して移動した場合、公共交通機関で移動するよりも移動費の節約にもなるんですよね。ガス代込でも。
特に地方都市間の移動では大いに効果がありますね。
一例として宇都宮―静岡間で比べてみましょう。(チョイスの基準は適当です。だって東京―名古屋とか出したところでこの区間を車では行かないでしょw)
- 新幹線で行く
宇都宮―東京―静岡 11,070円(乗車券5080円、新幹線指定席合計5990円)
※Yahoo!より算出
2人でいった場合
11070×2人=22140円
- 高速道路を使う(13km/ℓの燃費で計算)
総距離306㎞(宇都宮駅―静岡駅で算出)
ガソリン代3060円(=306km÷13km/ℓ×130円/ℓ)
東北道鹿沼IC乗車―静岡IC降車(東京外環道経由) (高速料金6030円、ETC土日割込み)
※スマホアプリ「ドラぷら」より算出
総額3060+6030=9090円
とまあこういう感じで二人分合計で13000円ほど安く移動できるんですよね。
もちろん車の場合は保険代、自動車本体価格、駐車場代等々入ってきてしまうのですが、
恋人とどこかお出かけする頻度が多いとか、家族が増えた場合なんかはより一層このメリットが大きくなるはず。
ぼくは今のところ彼女無し、結婚予定なしの独り身なのでこのメリットにありつける見込みが一切ございません!(笑)
田舎でも車無しで生活できる?
車のいるいらない、の話になると決まって出てくるのが「地方では車が無いと生活できない」という話。
これについて、現在人口12000人程度の小さな町に住んでいるぼくが自分の現状も含めて答えてみます。
結論:車無しの生活は考えられない。が、車無しでも生活は成り立つ
車無しでも生活は確かに可能だと思います。
ちなみにぼくの家の周辺情報ですが、
- 職場まで片道5,6kmほど
- スーパー・コンビニ・ホームセンターが密集しており、そこまで自転車で10分かからないくらい
- 周辺に外食できるところはない
- 駅まで徒歩5分
という典型的など田舎です。
生活に必要なものは自転車の行動範囲で済ませられるし、幸いにも電車が通ってるので(※1時間に1本程度)それに乗ってショッピングモールに行くという選択肢もできる。
通勤はちょっと辛いけど自転車で30分程度。東京・名古屋で働いていたときは電車とはいえ片道1時間はかけていたので時間的に見た場合は楽である。
それ以外の買い物は宅配サービスとかネット通販を使えばどうとでもできる。
そう考えると、今の時代に「田舎だから車を持たなきゃ」というのは早とちりなんですよね。
とはいえ、雨の日も夏の暑い日も冬の凍えそうな日も長いこと自転車を漕ぐのはしんどいしネット通販もどうしても制限されるところがあるからぼくはやっぱり車を持ちますね。
住居費にお金使うか車にお金使うか、って話

車がなくても不便なく生活できる都市部に行けばいい、という声もありますが、そういうところって決まって家賃高いじゃないですか。
お金をかけるところが車代から家賃に変わってるだけ。
極端な例を挙げると、渋谷で家を借りた場合、ワンルームで14万円するわけです(HOME’sより)
ちなみにぼくの今住んでる家は2Kで4万円(駐車場代込み)です。
1か月で10万円も違うわけですから、年間で120万円も安いんですよ。
軽自動車なら新車が買えるくらい違う!
そんなわけですから車にお金かけるの勿体ない、というならぼくは都市部に住んでる人に「家賃が勿体ない」って言いたいですね。
まとめ
というわけで、ぼくの方で車を持つメリットについて色々と考えて見ました。
コストは確かに大きくかかってしまうのですが、生活に融通を利かせる、移動の選択肢を増やす、というだけにお金を払うメリットは確実にありますね。
むしろ、衣食住以外だと生活に自由を利かせるところにお金を使わなきゃどこで使うの??って思うんですよね。
こういうところに使わなきゃ人生が勿体ないよ。
ただ、車を持つ人にしてもこういうところにメリットを見いだせないと本当にただの無駄遣いになってしまうでしょうね。
そうなるとこれからの生活のためだから新車でプリウス買おう、と変に正当化して買っちゃうような人は車のローンで消耗していくんだろうな~。
プリウス欲しいけど今の車(2004年式デミオ)が満足に走れるので欲望を抑えてそこは生きていきます。