160万円の借金を返済した時に実際にやった、欲求との向き合い方

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こんにちわ。

大学のころから毎月家計簿をつけているのですが、ここ数ヶ月は楽しみだったりします。

今月はいくら節約して、いくら余ったのかなーって。

 

過去記事でも書いたとおり、ぼくはいろんなことに手を出した挙句、最高で160万円の借金を背負ってしまいました。

その時も家計簿をつけていたのですが、まあ悲観することしかなかったですわ。

返済が追い付かなかったりだとか、出費がやたらと多くなってたりとか、、、

 

けど、いざ絶対に全額返してやるぞ!って決めたときから順調に返済が進み、今年の6月に無事返済が完了しました。

 

 

ぼくの借金の経緯

詳しくは過去記事を読んでくれればいいのですが、

  • ネットワークビジネス
  • 料理教室
  • 高額なビジネススクール
  • 服とか諸々浪費してしまったもの

などが積に積もって160万円になってしまいました。

 

本当にひどいときは、その月の手取り額のほとんどが借金返済で持っていかれ、キャッシングで引き出したお金だけで1か月生活しないといけなかったこともありましたからね。

 

消費税が8%のキャッシングの利子が18%、うわ!実質26%消費税払ってるもんやん( ゚Д゚)みたいな
※実際には計算方法が異なるので26%にはなりません

 

生活のために借金を増やすことの絶望感は半端なかったですね。

 

 

借金返済は自分との闘いである

VS自分の欲求

借金返済の過程で一番苦労したのが自分の欲求との付き合い方について。

これまではほしいものがあったら適当な理由をつけて買ってしまっていたのですが、それはやめました。

自分にとって本当に必要か、必要だとしても今無いと困るものなのか、というところまで考えてから買うようにしていました。

 

必要なものとほしいものを分けて考える

何か欲しいものが出てきたとき、ぼくは「必要なもの」か「欲しいもの」のどちらになるかを考えてから買うようにしました。

  • 必要なもの→それがないと生活が成り立たないもの。
  • 欲しいもの→あったら便利、役に立つけどなくてもなんだかんだでなんとかなるもの

 

説明する必要は全くありませんでしたがどちらに分類するかを決めてから買うようにしました。

 

ほしいものは月に1つor2万円以下

とはいえ、必要なものだけを買う生活ではプライベートにも面白味が出ません。

なにより、ほしいものをあまりにも我慢し過ぎると、どこかで爆発して余計に散財してしまうこともあるでしょう。

 

なのでぼくは、欲しいものは少しずつ買うようにしました。

月に一つ、もしくは2万円以下のものと、明確な基準を決めました。

 

欲しいものをリスト化する

ほしいものをやみくもに買っていたらお金がいくらあっても足りません。

なのでぼくは、欲しいものがあった時はスマホのメモに残して、「ほしいものリスト」を作りました。

 

ただ欲しいものを書き並べるだけなんですけど、これが本当に効果的で自分が優先してほしいものは何か、というのが分かるようになりました。

あと、実際に書いてみたけどやっぱりいらないな、と思って買わなかったものも結構あったのも節約効果としては大きいですね。

 

一時期ロードバイクに憧れていたのですが、欲しいものリストに書いてあるロードバイクの文字を見れば見るほど「やっぱり必要ないな。」というのを再確認できたのはいい経験でした。

 

変なプライドは捨てる

借りれる範囲で親から借りた

160万円のうち、60万円ほどは親から借りて返済に当てました。

160万円の元金に利子が乗るのと、100万円の元金の利子は結構違いますからね。

とはいえ、親から借りることで新たに出てくるのは親からの束縛。

 

この状況での賢い返済の方法は利子が乗っかる100万円を先に返済してから、親からの60万円を返すという方法です。

しかし、親から「毎月6万円返せ」と約束をしたので最初10か月間の返済額は親への返済でいっぱいいっぱいになってしまいました。

それでも、膨らむ利子のことを考えれば全然安いんですけどね。

 

一人暮らしを辞めた

自分にとってはちょっと嫌だったのですが、借金返済に力を入れたかったので一人暮らしはやめました。

その間は親戚の家にお世話になっていたのですが、変なもの買わなければ本当にお金がかからないです。

  • 毎日の昼食代(外回りの営業なので必然的に外食になる)
  • スマホ・ネット代(ネット回線が親戚の家に無いので)
  • 服・美容院にかかるお金

これくらいしか掛からないので、今まで独り暮らしの時にかかっていた家賃とか光熱費は全部返済費用に充てられました。

一人暮らしは誰もいないっていう点ですごい楽だし、いい大人が実家暮らし同然って恥ずかしい気持ちもあったのですが、

長い目で見たときのお金の損失を考えると今は一人暮らしすべきじゃないと思ったので、その判断は正解だったと今になって思います。

 

それでも返済に首が回らない、と言う時は

借金返済するのに頑張ってはいるけどそれでもなかなか減らない、という悩みを持たれている方は多いと思います。

実際にぼくも環境をしっかり整えてようやく返済が進み始めた、という感じでしたから。

 

借金額が100万円以上あって、どうしても返済が厳しいという方は、債務整理してもいいかと思います。

ぼくは辛うじて手を付けなかったのですが、今後掛かってくる利子を免除した状態で返済できます。

つまり、かなり計画的に進められる上に返済にかかる総額を大幅に減らせる可能性もあります。

相談するだけなら無料なのでするかしないか悩んでいる人は迷わず相談した方がいいです。

ただし利子が帳消しになるだけの魔法の制度ではないので、注意は必要です。

 

欲求のコントロールができてこそ無理なく借金返済ができる

借金返済を経て、改めて自分の欲求と向き合うことが大事なんだと感じました。

振り返ってみると、我慢することはそれなりにありましたけど本当に欲しいと思ったものは買えたので無理をすることはなかったですね。

もちろん僕自身がそもそもお酒・たばこ・パチンコをしないという、節制体質だったことは大きな要因だと思いますが。

こういったことを経て、1年半かけて借金を返済していきました。

 

借金がない今は本当に身軽ですね。

毎月出ていくお金があるっていうストレスから解放されるのは本当にいい状態です。

 

とはいえ、少し気を緩めれば散財してしまい、また借金生活に陥ってしまう可能性もなくはないので引き続き気を引き締めて自分の欲求と向き合っていきます。