一人暮らしこそ食洗器がオススメ!時間短縮・節水効果を手洗い時と比較して算出してみた

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つちまる(@tcdtkhs)です。

「家事洗濯誰かやってくれないかなー」と思ったことはありませんか?

ぼくは毎日思ってます。

一人暮らしに付きまとうのが掃除、洗濯、自炊、などなど面倒なことばかり。

つちまる
もう少し自分の時間が欲しいよー

 

自分の時間が欲しかったので食洗器を購入した

数ある家事の中で、一番面倒だと思ってたのが皿洗い。

毎日生じる作業でやること考えるだけでも憂鬱になるので買ってしまいました、食洗器。

買ったのはいいけど、マジで便利!

機械に食器を並べてスイッチ押すだけで勝手に洗って、乾燥までしてくれるもん。

 

けど、この食洗器一人暮らしにも必要なの?

買うほどのメリットはあるもんなの??

 

という疑問は買う前からありました。

というわけで、一人暮らしにとって食洗器がどれほどのメリットがあるのか実際に計算をしてみました。

 

一人暮らしの我が家の食器洗い事情

我が家では毎日朝・夕食の食器を夜にまとめて洗います。

手洗いの時はめんどくさくて一晩放置して翌朝に繰り越してしまいますが、

食洗器導入後は基本毎日一回は食洗器を回しています。

 

この時洗う食器の数は

  • 茶碗×1
  • お椀×2
  • コップ×2
  • 箸×1膳
  • スプーン小×1-3
  • 平皿×3
  • ご飯・汁物を保存していたタッパー×2-3
  • (あれば)さいばし・フライ返し・包丁など小さい調理道具

 

使う食器の数はほぼ同じで、鍋とかまな板、フライパンは食洗器に入らないので手洗いです。

 

食洗器は節水になる??

PanasonicのHPを見てみると、「食洗器は手洗いの1/7の水量で洗える」と記載があります。
PanasonicHPはこちら

つちまる
節水なんて本当にできるのか??

というわけで検証しました。

 

手洗い時の洗い物の手順について

まずぼくがどのようにして洗い物をしているのか、説明していきます。

  1. 食器を水につけ、でんぷん汚れなどを落としやすくする
  2. 洗剤を付けたスポンジで食器を洗う
  3. 水でゆすぐ
  4. 乾燥させる

一番最初の「食器を水につける」工程があるかを除けば、どのご家庭でも一緒だと思いますが、洗う手順の前提が違っていたら理解が難しいかもしれないのであえて書いておきます。

 

実際に手洗いの時間を測定してみた

まずは工程1.のでんぷん汚れなどを落としやすくするためにしばらく水で漬け置きします。

それから、工程2.の洗剤とスポンジで食器を洗います。

この時にかかった時間が

1分16秒22

 

それから水でゆすぎます。ゆすぐときは一気にやっちゃうのでその間は水はずっと出しっぱなしです。

スポンジで洗うところからのトータル時間は

2分38秒30が、一日あたりにかかる手洗い時の食器を洗う時間です。

 

ここから、水を流している時間を算出します。

水を流している間だけの時間=2分38秒30-1分16秒22
=1分22秒08

この時間を基に、以下計算を進めていきます。

 

手洗い時の我が家の予想使用水量

まず、我が家の水道からどれくらい水量が出るのか計算しました。

食器洗いの時に水道から出すおよその水量で、2ℓのピッチャーにどのくらいの時間で入るか計算。

測定結果:18秒91/2ℓ

 

手洗いの時は1分22秒08の間水を出しっぱなしなので、

1分22秒08÷18秒91×2=8.68ℓ

手洗いの時は毎日8.68ℓの水を使っているということになります。

 

食洗器使用時の水量

続いて、食洗器使用時の水量です。

公式スペックを見てみると、食洗器使用時の水量は9ℓと書かれています。

とはいえこれは標準運転の時の話。

食洗器には標準モードのほかにスピーディモードという簡単に終わらせられる機能が備わっており、ぼくは毎日それで稼働しています。

 

スピーディモードにすることで洗い時間・すすぎ時間を半分程度に短縮できます。

このスピーディモードの時の使用水量は書かれていないのでここは予測値になってしまいますが、

標準モードの時は洗い+すすぎで56-61分かかるのに対して、スピーディモードでは29分にまで短縮します。

ここでは半分の時間に対して、使用水量も半分と仮定して、

食洗器使用時の水量は4.5ℓ!

 

節水についてのまとめ

というわけで節水についてのまとめです

  • 手洗い使用時は8.68ℓの水量を使用
  • 対して食洗器は4.5ℓ(推測値)と、約半分程度の水量で済ませられる
  • メーカーが謳っている1/7も節約できる、は流石にうそ。ただし節水効果は間違いなくある

毎日少ない水量で出来るのはいいですよね。

 

一人暮らしが食洗器を導入したことで時間はどれだけ短縮できる??

毎日どれくらい時間を節約できる??

前項より、食器の手洗いにかかる時間は2分38秒30でした。

対して、食洗器をかけるのに必要な工程は?といいますと、

  1. 食器を並べる
  2. 洗剤を入れる
  3. スイッチを押してスタートする

たったこれだけです。大体30秒で終わります。

 

つまり、毎日2分ちょい時間の節約になるということになります。

カップラーメンを食べるのに必要なお湯を沸かせる時間くらいですかね。

 

時給いくら分の価値がある??

食洗器を1年間、毎日1回稼働すると仮定しますと

2分×365日÷60≒12.17時間

 

この食洗器は、40,000円くらいで購入したので

40,000円÷12.17時間≒3286円/時

つまり、食洗器を導入するということは時給3300円の家事スタッフを雇うのと同じこと、という計算になります。

もちろん前項で述べた通り使用水量は1/3程度になることを考慮すればさらにこの額は下がると思われますが、それでも時間節約の側面だけを考えるならかなり高価な買い物だと言えます。

 

とはいえ、これは1年間における話で2年使えば半額の1650円相当、3年なら1/3の1100円相当になるため、大切に使っていけばどんどんこの金額が下がります。

なのでこれからも大切に使っていきます。

 

そのほかの食洗器のメリット

ここまでは時間と節水のメリットについて書いていきましたが、このほかにもまだまだメリットはあります。

 

手荒れを気にしなくていい

まず寒い冬場に毎年悩まされる、手荒れの心配がありません。

冷や水に手を入れる必要が無くなりますからね。

もちろん食洗器を使わなくても対策としてお湯を使って洗う、ゴム手袋を使って作業するなどあります。

けど、我が家はプロパンガスでお湯を毎日使うのは余計にお金かかっちゃうし、

ゴム手袋はどうしても素手よりも持ちにくいから効率が落ちる。

手荒れ対策をするにしても何かしらのデメリットが生じてしまうのです。

 

それに対して食洗器にお任せすればそういったことも一切する必要が無いので手荒れもせずに毎日食器が洗えてしまいます。

 

スポンジからの油汚れが気にならない

もう一つ、スポンジを経由しての汚れを気にする必要が無くなります。

例えば油汚れのものをスポンジで洗うとします。おそらく油汚れの洗い物は最後に回して終わったらスポンジを洗うようにされていると思います。

しかし、どれだけしっかり洗ってもスポンジにはどうしても残っちゃうもの。

その状態で次の洗い物をしたら、その油が洗った食器に付着してしまうという大惨事になっちゃいますよね。

 

食洗器なら、スポンジによる汚れ移りも気にする必要が無くなります。

つまり、手洗いよりもきれいに洗ってくれるんです。

 

食洗器をおススメする理由まとめ

というわけでまとめです。

  • 節水効果は手洗い時の1/3と効果抜群。ただしカタログの宣伝文句は盛り過ぎなので鵜呑みにしないこと
  • 毎日2分ほど時間を節約できる。1年間使った場合、時給3300円でスタッフを雇うのと同じようなもの
  • 冬場に関しては、手洗いを心配する必要がない
  • スポンジの油移りを気にする必要も無いので、手洗いよりもキレイになる

 

改めて計算してみて、時間とお金にはさすがにビックリしましたが、今後何年も使っていく予定なので結果的には大満足なお買い物でした。

食洗器の設置は自分でもできる

食洗器は確かに便利なものです。

しかし問題は、それを自分で取り付けできるかどうか、と言うところではないかと思います。

実際ぼくも、食洗器買って業者呼ばないといけないのではないか、と言うのが懸念でした。

けど大丈夫です。食洗器の置き場所さえ確保すれば取り付けくらいは自分で出来ます!

 

食洗器取り付けに必要なもの

食洗器を取り付けるにあたって必要なものは2つだけ。

  • 分岐水栓
  • ウォータープライヤーもしくはモンキーレンチ(2つあると良い)

分岐水栓は水道水から食洗器へ水を取り込むための道具になります。

分岐水栓の選び方は、こちら

分岐水栓の型番を間違えると使えないので注意が必要です。

 

あとは取り付けに必要な工具。

 

モンキーレンチは30㎜タイプであれば十分に可能です。

逆に20㎜だと小さすぎてボルトが回せないので、無難にそれくらいのサイズを買いましょう。

食洗器の取り付け方

まずは水道栓を取り外します。

壁掛けタイプの水道栓の場合、外すとこの状態になると思います。

ここに分岐水栓を取り付けます。

右側の部品により水道水の水を食洗器に送ることが出来るようになります。

こちらを冷水側に取り付けます。

左側は温水の方に取り付けますが、こちらはただ冷水側とバランスをとるために延長するだけ。

 

ちなみに食洗器のホースをつないだ状態がこちら。

ここまで取り付けたら、今度は水道栓を取り付けなおします。

これで食洗器が使えるようになります。

確かに手間はかかりますが、業者さん呼ばなくても全然できる工程なのです。