アイスランドでオーロラハンティングをすべきではない、致命的な理由

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こんにちわ。

ここまでアイスランドに関連する記事ばかりでしたが、アイスランドっていえば何が思い浮かぶでしょう。

オーロラが見れる、とにかく寒い、ブルーラグーン、自然豊か、etc…

あまりなじみが無くてもこのくらいは思いつく人も多いかな、と思います。

しかし、ぼくが行ってみて分かったことがあります。

アイスランドでオーロラハンティングはすべきではない。

今日はそれについて書いていきます。

 

オーロラが見れる条件

1.空気が澄んでいて快晴である

要は、雲一つなくて星空が見渡せる状態ということです。

空気が澄んでいて、というのは気温が低いことが条件になります。

雲一つない天気で低気温である必要があります。

 

2.月や明かりなどが周囲にない

オーロラに限らず、地上の明かりというのは天体を見るうえであってはならないものになります。

場所選びは本当に肝心ですね。

 

3.太陽の活動が活発である

これはそもそもオーロラの発生原理に大きく関わることですね。

説明が難しいのでWikipediaより引用します。

太陽からは「太陽風」と呼ばれるプラズマの流れが常に地球に吹きつけており、これにより地球の磁気圏は太陽とは反対方向、つまり地球の夜側へと吹き流されている。太陽から放出されたプラズマは地球磁場と相互作用し、複雑な過程を経て磁気圏内に入り、地球磁気圏の夜側に広がる「プラズマシート」と呼ばれる領域を中心として溜まる。このプラズマシート中のプラズマが何らかのきっかけで磁力線にそって加速し、地球大気(電離層)へ高速で降下することがある。大気中の粒子と衝突すると、大気粒子が一旦励起状態になり、それが元の状態に戻るときに発光する。これがオーロラである

(Wikipediaより)

要するに、太陽の活動が活発な時にオーロラが出現する、ということです。

ちなみに太陽活動は約11年周期であり、現在の周期は2014年をピークに年々活動が落ち着いてきている傾向にあるそうです。

 

なぜアイスランドはダメなのか?

ここで、アイスランドではなぜダメなのか、というところです。

上記で挙げた、月や明かりのことと太陽活動は関係ありません。

一番の問題は、アイスランドは冬の時期はほとんど曇りなんですよ。

ぼくは11日間滞在しましたが、雲一つない星空を見れたのはたった1日。

そのたった1日にオーロラが見れないか待機してたのですが、見れることはありませんでした。

ちなみにぼくが観測した場所は都心部からかなり離れており、周囲に家一つないとても閑静な場所なので明かりが要因ではありません。

その時、月も出てなかったです。この条件でも見れませんでした。

オーロラ見るために行ったはいいけどオーロラどころかそもそも星空が見れない!なんてことになりかねません。

アイスランドで見に行こうと考えているのであれば観光ついでにしましょう。

その方がダメージが少ないので(笑)

 

他にオーロラが見れる国は?

調べてみたところ、アイスランド以外ではノルウェー、スウェーデン、フィンランド、カナダでなら見られるそうですね。

フィンランドは1泊だけの滞在でしたけど、雲一つない快晴でしたね。

そのフィンランドでもぼくは見れませんでしたが、オーロラ見るならフィンランドの方がチャンスがあるかも!?