初心者のための一眼レフの選び方とニコン・キヤノンのオススメ機種まとめ

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一眼レフ歴2か月、つちまる(@tcdtkhs)です。

一眼レフを持つようになってから、カメラがより一層楽しくなりました。

確かにコンデジに比べると値段が張るし、重くなります。

けど、一眼レフだからこその楽しみ方があるんだな、と持ってから感じるようになりました。

じゃあどうやって一眼レフは選んでいけばいいのか、それについて書いていきます。

 

 

初心者のための一眼レフの選び方

一眼レフと言ってもスペックはピンキリですし、スペックが高い機種が誰にでも合っているわけでもありません。

特に初めて一眼レフを持つとなると、どんなものが適しているのか気になりますよね。

というわけで初めて持つ一眼レフはどんなものがいいのか、まとめてみました。

 

メーカーはNikonかCanonを選ぶ

一眼レフ市場はNikonとCanonがほぼ独占

カメラメーカーといっても色々なところが出していますが、ここはNikonかCanonのどちらかを選びましょう。

この2択に絞る理由は、単純に市場的な理由です。

過去5年間のシェアの推移を見ても、1位がCanon,2位がNikonと言う序列が6年以上崩れてないんですね。

それに伴って、この2社は交換レンズをはじめとした、オプション品が非常に豊富。

レンズメーカーを見てみても、Nikon・Canon用につくられているレンズが実際に多かったりします。

 

NikonとCanonは用途で選ぶのがいい

シェアで見てみると、2位のNikonを大きく離してCanonが1位なのですが、このどっちを選ぶかは撮影する用途によって選ぶといいです。

Nikon、Canon間において一般的に言われていることが

  • Nikon:色味が深く写り、風景写真に適している
  • Canon:鮮やかな色に移り、人物写真に適している

という写真写りの違いがあるそうです。

ぼくが持っているのはNikonなのでCanonと比べてどうなのかは分かりませんが、とりあえず用途によってメーカーは選んだ方がいいということは頭に入れておいた方がいいでしょう。

 

初心者が選ぶ際はAPS-Cのセンサーサイズがオススメ

APS-Cの方が安価なので手を出しやすい

一眼レフに搭載されているセンサーが「フルサイズ」と呼ばれるものと、それよりも一回り小さめの「APS-C」と言うサイズのセンサーになります。

センサーサイズが大きいほど写真に収められる視界が広がりますが、高額になります。

<Nikonの一眼レフ比較>

  • APS-CサイズのD3400は57,647円(ダブルズームキット)
  • フルサイズのD610は236,957円(28-300レンズキット)

(値段は2018/2/20時点)

このように、センサーサイズが一回り大きくなるだけで価格がけた違いに上がってしまいます。

実際のセンサーサイズの大きさの違いはこんな感じです。

見ての通り、APS-Cとフルサイズではかなり大きさに差があることが分かります。

 

初心者であっても「お金に余裕があるし、買うならより良いものを買いたい」というなら、フルサイズのデジカメでもいいかもしれません。

けど、大半の人はそうじゃないですよね。

初めは安い機種からの方が手を付けやすいので、センサーサイズはAPS-Cの機種に絞って選ぶのをお勧めします。

APS-Cに絞ってもスペックはピンキリでありますからね。

 

APS-Cサイズは望遠に適している

レンズの型番を見てみると、「○○mm~××mm」と言う表記があると思います。

これは、その範囲で撮影できるレンズの焦点距離。

数字が低いほど広範囲を写真に収められ、数字が高いほど範囲は狭まりますが遠くの被写体を撮影できるようになります。

 

この焦点距離はカメラのセンサーサイズによって実際に撮影できる焦点距離が変わります。

基本的にレンズに書かれている表記はフルサイズのカメラで撮影した場合の焦点距離。

フルサイズよりもセンサーサイズが小さいAPS-Cサイズは視界がやや狭まる反面、焦点距離が1.5倍ほど高くなります。

つまりフルサイズで「18-400mm」の場合、APS-Cだと実際には「27-600mm」で撮影しているということ。

なので、遠くにあるものを撮影することが多いという場合はあえてAPS-Cサイズの機種を選ぶのもアリですね。

 

ダブルズームキットを選ぼう

機種によって多少の値段の差はありますが、レンズが2本付いてくるダブルズームキットで買うのがお得です。

例えばNikonのD3400の場合

  • 18-55㎜のレンズだけが付いてくるキット:56,203円
  • 18-55㎜+70-300㎜のダブルズームキット:57,647円

と、一本レンズが付いてくるだけでわずか1500円程度しか違わないんです。

それに対してNikonの70-300㎜レンズを単品で購入する場合、Amazonで3万円くらいするのでダブルズームキットでの購入はかなりお得なんです。

初心者お勧めの一眼レフ機種

というわけでここで、初心者にお勧めできる一眼レフをまとめてみました。

 

Nikonの一眼レフ

D3400

ぼくが愛用している一眼レフがこちら。

一眼レフの中ではかなり軽く、お手頃感があって使いやすいです。

カメラを持ってみても、手にフィットして非常に使いやすいですね。

本体重量600gと、一眼レフの中では最軽量クラスです。

 

D5600

少し予算に余裕があるのであれば、こちらのD5600がオススメ。

いわゆる中級機と言われる機種ですね。

センサーサイズは同じですが、D3400よりも使いやすく設計されていて

  • モニターが可動なので、見やすい位置にモニターを調節できる
  • 測距点が39点と多いのでピントを合わせやすい

という違いがあります。

 

D7500

D5600よりもさらに一段上のスペックを備えたAPS-Cサイズの機種。

価格帯がフルサイズの一眼レフと大差なくなってくるのですが、APS-Cクラスでは最高クラスの機種になります。

  • 測距点が51点(D5600は39点)と、よりピントを合わせやすくなる
  • シャッタースピード最速1/8000秒での撮影が可能(D3400,D5600は1/4000が最速値)

ただし、こちらはダブルズームキットではなく18-140㎜のレンズ一本のみなので購入の際は注意が必要。

 

Canonの一眼レフ

EOS Kiss X8i

Canonの現モデルの中で一番安価なのがこちらのEOS Kiss X8i

価格はNikonの同等機種に当たるD3400よりやや高め、レンズの最大焦点距離が250㎜とやや短めですが、

重さは550gちょいとD3400よりも軽め。

加えて測距点が19点と、ピントの合わせやすさもこちらのほうが優れています。

なにより画面を調整できるのは使いやすいですよね。

 

EOS Kiss X9i

Kiss X8iの上位機種がこちらのEOS Kiss X9i

測距点が19点から45点にグレードアップしており、よりピント合わせがしやすい機種となっています。

 

実際に触ってみたいのであれば試しにレンタルしてみるのも一つの手

いろいろなオススメ機種はありますが、実際には機種によって手に取った感覚や重さが違ったりします。

なので購入する前に実際にカメラを手に取って触ってみたいというのであればレンタルをして使ってみるというのも一つの手です。

ReReレンタル
であれば、最低3泊4日から、NikonのD5500であれば7,480円からレンタルが出来ます。

機種によっては置いていなかったり、在庫切れだったりするものもありますが、気になる機種があれば実際に持ってみた感触とか重さとか知ることが出来ますしね。

 

一眼レフで写真を撮ることの魅力

最近は技術が上がってきているのでスマホでもコンデジでも、ちゃんときれいな写真は撮れます。

それでも一眼レフにする理由は何か?

2か月間持ってみて感じたことを書いていきます。

 

撮影できる範囲が広くなる

一眼レフはコンデジとかスマホよりもスペックが高い、これは分かると思います。

じゃあどういう風に高いのかというと、それは写真に収められる視界が広がります。

カメラの構造的に言うと、センサーサイズが一眼レフの方が大きい物を積んでいるからなのだそうです。

 

特に感じるのは風景画を撮影しているときですかね。

コンデジでは収まりきらなかった範囲まで写真に収まるので、トリミングして仕上げるときに構図の選択肢が広がります。

 

コンデジよりもシャッター速度が速いうえに連射が出来る

シャッターの連射が出来るのも一眼レフならではの面白さ。

コンデジだとシャッターを押した後、少しの間インターバルが出てしまいます。

しかし一眼レフだとそのインターバルが無いのでバシバシ撮ることが出来ます。

 

最近は野鳥を撮ることにはまっているのですが、一瞬の撮影チャンスをつかむのに本当に適しているんです。

野鳥はカメラを向けるとすぐに飛んで行ってしまうことが多いのでその一瞬が肝心。

一眼レフであればコンデジよりも素早くシャッターが切れるし、一度切ってからもすぐにもう一度切れるので野鳥の写真を撮る回数を増やせます。

写真を撮る回数を増やせれば、いい写真が撮れる可能性も増えますからね。

一眼レフになったおかげで一瞬のチャンスを捉えられ、野鳥を写真に収めることが出来るようになりました。

 

ピントを合わせやすい

ピントを合わせるのも一眼レフはかなり楽です。

普段から僕はピントを合わせるときはマニュアルフォーカス(MF)でやっているのですが、コンデジだと電子操作のため微調整が結構難しいです。

けど、一眼レフだとピント調整が電子操作ではないので微妙なピント調整もやりやすいです。

 

コンデジによってはMFでのピント調整は十字コマンドの上下でやる機種がありますが、あれめちゃくちゃやりにくいですからね。

ピント調整の操作が楽だと被写体の細かいところに合わせられるので、必然的にいい写真を撮りやすいです。

 

レンズが取り替えられ、撮影の幅が無限大

コンデジにはなくて一眼レフにはある決定的なポイント、それがレンズの交換が出来るということ。

コンデジだとレンズの交換が出来ないのでどうしてもシーンによって得手不得手が出てきてしまいます。

ぼくが愛用しているPanasonicのDMC-LX100では、遠距離の撮影が苦手なので諦めるしかなかったですが、一眼レフに変えたことで遠く煮にある物の撮影も出来るようになりました。

 

しかし一眼レフだとレンズの交換が出来るので、その場でそのシーンに適したレンズに交換すればいいだけです。

レンズが交換できることで撮影の幅が大きく広がるんです。

ちなみに交換レンズのオススメはタムロンの18-400㎜、広角から望遠まで一本で解決します!

 

ぼくはまだ持っていないのですが、他にも単焦点レンズやマクロレンズなど、被写体や撮影する状況に合ったレンズがあるのでカメラ撮影が楽しくなること間違いなしですね!

 

まとめ

初心者が気にするべき一眼レフの選び方は

  • メーカーはNikonかCanonのどちらかに絞る
  • センサーサイズはAPS-Cのものが安価。予算に相当の余裕がない限りはその中から選んだ方がいい
  • ダブルズームキットはお買い得

の3つに絞ってまずは選んでみるといいのかな、と思います。

 

せっかく一眼レフを買うのであれば、メモリカードにもこだわってみたほうが撮影がしやすくなると思いますよ

 

カメラ買って、技術も磨きたいというのであればお勧めの通信講座もあります。



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