こんにちわ。
書店を歩いていると、お金に関する本がずらーっと並んでますよね。
皆さんも一度は手に取ったこともあるかと思うのですが、「~で稼ぐ方法」とか「今すぐできる貯金術」みたいな。
ぼくも読んだことあります。
ではみなさん、「お金の守り方」ってご存知ですか?
最近こんな本を見つけて、面白いと思ったと同時に「これ知っとかないとヤバくね!?」って思ったのでここで紹介します。
ちなみにこちらの本は表紙からカイジの絵が描かれているあたり「マンガ読んでないと話が分からないんじゃないか?」と思えそうですが、
普通の経済学の本よりは断然読みやすかったです。
ぼく自身もカイジは全く読んだことないですからね。
この記事の目次
誰も教えてくれないお金の守り方
とくに新社会人にぜひ一度読んでほしいです。
というのも、残念ながら、社会人になると学生の時以上に人づきあいも含めてイヤというほど何かにつけてお金が絡んできます。
その中にはあなたをうまいこと言いくるめてお金を搾取する輩も意外と身近にいるかもしれません。
そのためにもまずは使い方よりも先に”守り方”を身に付けるべきです。
ぼくも社会人1-3年目にかけてお金に関してはかなり痛い目にあってきました。
とはいえ自分のお金を守る方法を教えてくれる人は残念ながらいません。
実際に書店に行っても”稼ぐ”方法と”節約する”方法に関する書籍は山ほどありますが”守る”ことに関してはかなり少ないです。
今回は自分の体験談も踏まえて、お金を守る方法を伝えられたらいいな、って思ってます。
リボ払いの罠

ぼくが借金を背負った最初の入り口はこれ、リボ払いというものでした。
「月々の返済額がお安くなりますよ(^◇^)」がうたい文句の素晴らしい仕組みです。
お恥ずかしいながら、リボ払いにした月の返済額を見たときのあまりの安さに感動したのは今でも覚えています(笑)
リボ払いの怖いところ
ぼくは気にすることなくリボ払いを繰り返し、未払い額を増やしていきました。
リボ払いの額が増える、それはどういうことかというとカード会社に利息をめっちゃ払ってます。
そしてネットワークビジネスにかかったお金もほとんどリボ払いで対応していました。
なので、社会人3年目のある日に明細を見てみて本当にびっくりしましたね。
支払いしてるのに元金ほとんど減ってねーんだもん!泣

支払い額の80%以上が利息ってのは本当に辛かった。
自分をよく見せたい、と思う顕示欲

当時のぼくは、コミュニケーション力の高い人間=かっこいいことだと考えてました。
いわゆるコミュ障のぼくにしてみれば要はありのままの自分を受け入れられてなかったんです。
じゃあコミュニケーション力をつけるにはどうしたらいいだろう、と考えたとき、某ビジネススクール的なのを見つけてビジネスコミュニケーションを身に付けようと考え、契約して受講しました。
この時背負った金額約60万円、2年完済プランのローンです。
先述のリボ払いとは別での話なので借金総額はもっと多額でした。
将来の不安に付け込まれて借金
ビジネススクールに通い始めたぐらいの時、オフ会で出会った人に色んな人に紹介されては会いに行ったり、その人主催のイベントに参加させてもらったりしていました。
で、その人と話していく中で将来、老後のことを話す機会もあり、「このままだとお金のこととかヤバいよね」的な話から将来のこと、老後のことを話すようになり、
自分の中で「このままではまずいんじゃないか?」とか危機感を抱くようになりました。
そんな中、ある日その人から「じゃあぼくがやってるビジネス教えるよ」と誘われ、まんまと引っかかりました。そう、ネットワークビジネスです。
これが社会人1年目の12月の話で、そこから約1年半、2社経験して推定にして総額100万くらい持ってかれました。
無駄な借金をしないための二つの対策
以上の3点がぼくの至らなかった点になります。
ぼくの経験から借金を避けるためにできる対策は主にこの二つになるでしょう。
ウィンドショッピング・Amazonをだらだらと見ない
物が欲しくなるということはその商品の情報を持っているということ。
つまり、無駄遣いしないためにはその情報をシャットアウトしちゃえばいいわけです。
例えば服屋に行ったらほしいと思いたくなるような感じですね。
本当に必要であればウィンドショッピングだったりAmazon見なくても買いに行きますからね。
だから最近特に僕が気を付けてることは「必要なもの」と「ほしいもの」をきっちり分ける、ということ。
基本的に「ほしいもの」は無くても困らないものでもあるのでそこにカテゴライズしたものに関する情報はシャットアウトするようにしています。
将来かかるお金の不安を恐れない
多分一番難しいのはこれ。
生きるってコストがかかることですからね。
でも想像してみてください、もしあなたの年収が10倍になったとしたら、将来安泰に暮らしていけるでしょうか。
ぼくはNoと答えます。
年収10倍にしたら生活コストも10倍、下手すりゃそれ以上になっちゃいますからね。
もちろんお金を上手に使えればいい話なのですが、
いくら稼いだとしても結局はお金の不安なんて尽きないんですよ。
まずは今ある年収の中でどうやったら生活を充実させられるか、ってトレーニングから始めるべきです。
もちろん稼ぐことも大事ですが、最も大事なのは死ぬまで働き続けられる意欲と身体をいかに保ち続けられるかではないかと。
”死ぬまで働く”ってブラック企業的な意味合いじゃなくて、定年とか関係なくお金を稼ぐ、ってことね。
おわりに、借金は未来の自分から借りるお金である
最後に、書籍の最後の方に覚えておきたい言葉があったので引用しておきます。
「借金は未来の自分から借りるお金である」
まさにこれはその通りで、ぼくが社会人1-3年目の間に膨らませた借金を2年かけて返済したのですが、
この2年間はどれだけ生活を制約したことか。
欲しいものは買えない、昼食で800円以上注文することに抵抗がある、工夫して節約したのに借金返済ですべて持ってかれる、、、
まあ詳しいことはマンガ「カイジ」を題材にした下の書籍が非常にわかりやすいので読んでみるといいですよ。
お金の世界では「攻撃は最大の防御なり」ではなく、「攻撃の前に守りをきっちり固めてから」だと新卒3年間で学ばされました。
サッカーだって大事なのは攻撃よりも守備じゃないですか。