つちまる(@tcdtkhs)です。
HSPの長所って何だろう?
そういう風に悩まれている方っていると思います。
実際にHSPの方の多くは普通の人よりも敏感ゆえに仕事においても困っているという話を聞きます。
ぼくは今、子どもたちをはじめお客さんに自然体験やキャンプを提供する仕事、広義でいえばサービス業に従事しています。
今回ここでは、HSPであるぼくがサービス業に従事していて分かった、HSPの長所について解説していきます。
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この記事の目次
HSPの特徴について
HSPとは、簡単に言うと「敏感過ぎる気質」のこと。
- 光や物音など、刺激に対して過剰な反応を取る
- 周囲の人の気分に流されやすい
- 生活に変化があると混乱する
- 身の周りの変化にいち早く気付くことが出来る
- 自分の些細な体調の変化に早く気付ける
など、五感をはじめ身の周りの刺激に対して人並み以上に敏感に反応を示すことです。
サービス業従事者のぼくが感じている、HSPの長所3つ
敏感になりすぎて仕事、日常生活で悩まされていることが多いとされるHSPですが、これが長所として働くことも大いにあるわけです。
長所と短所は紙一重、とはこのことですね。
というわけでサービス業に携わっているHSPであるぼくが感じている、HSPならではの長所について説明していきます。
一人一人にじっくり対応できる
基本的にマイペースな人間なのでコミュニケーションをとるときはじっくり対応します。
そのうえ、人の気持ちを敏感に察知できるのでお客さんの意図をちゃんと汲み取ることが出来ます。
実際にキャンププログラムであったことが、森の中での水遊びを終えてベース地へ帰るときにある子が「裸足で帰りたい」と言う子がいました。
靴と靴下が濡れちゃって履いて帰ると気持ち悪いから、ということです。
しかし、森の地面は足場が悪いので裸足で歩かせるわけにはいきません。
この時にぼくはその子の気持ちを汲み取りながらも靴を履かせて帰らせようとしました。
駄々をこねてしまい、時間がかかりそうだったので他メンバーとスタッフは先に帰り、納得させようと試みました。
力ずくで従わせても意味がありませんからね。
5分10分くらいかな?納得できるように頑張り、無事靴を履いてベース地へ帰ることができました。
これ以外にも輪に入れなそうな子がいたら声かけてあげて一緒に遊んだり、なんてこともしました。
これも敏感な気質があってこそできることではないかと思っています。
足りない物があった時にすぐに気づくことが出来る
細かいことに気付くことが出来る性質上、必要なものが少なくなってきたときにもすぐに気づくことが出来ます。
例えば、工作に必要な道具や備品をお客さんが消耗して少なくなった時にすぐに気づけて対応を早く打てます。
机の上のボンドが足りなくなりそうだな、と思ったらすぐに補充済みの容器と入れ替え、材料が少なくなりそうだと思ったら早めに材料を補充したり、動いています。
ぼくの場合は工作コーナーの中というやや一般的ではない現場ですが、スーパーやコンビニなどの小売店なら商品の欠品補充などで長所を発揮できるのではないかと思います。
感性が豊かなのでいいと思ったことを素直に話せる
ぼくは職場の先輩から「素直だ」と言われることがあります。
その理由として、感じたことを正直に表現できるからだそうです。
当のぼくからしてみれば、つい反射的に出てしまっただけなのですが、これも感性が豊かであるHSPならではでしょう。
ここで活かせるポイントとしてはお客さんに勧めるときに自分がいいと思ったことを心から素直に表現できることです。
良くお客さんから「この森の今の季節の面白いポイントはなに?」と聞かれるのですが、ぼくは自分が見て感動したことを話すようにしています。
- カエルが元気に飛び跳ねてます
- 紅葉が綺麗ですねー!
- 今朝クワガタムシを見つけましたよ!
あくまで一例ですがこういう話をします。
アパレル店だったらその服でいいと思ったポイントを、家電量販店だったら自分が使ってみていいと思ったポイントを感性豊かなあなたが素直に伝えられたらお客さんの心にも響くのではないかと思います。
まとめ
今回はHSPのぼくがサービス業に携わって気づいた3つの長所について説明しました。
- 一人一人にじっくり対応できる
- 足りないものがあった時にすぐに気づくことが出来る
- 感性豊かなのでいいと思ったことを素直に伝えられる
敏感であることは長所!
これからも悩むどころかどんどんその特性を生かして突き進んでいきたいですね。
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