愛知県出身、つちまる(@tcdtkhs)です。
ぼくは生まれてからトータルで8年間、愛知県で過ごしました。
その間に愛知の色んなところに連れて行ってもらったり、仕事で駆けまわったりしました。
しかし、そんな僕でも愛知で唯一行ったことが無い場所がありました。
それがここ

画像参照:http://okumikawalove.blog.jp/archives/cat_229889.html
愛知県北東部の”奥三河”と呼ばれるエリア。
このエリアだけは仕事も含めて行ったことが無かったんです。
この愛知県唯一の未踏の地に、今回初上陸を果たしました。
この記事の目次
奥三河にあるゲストハウス”danon”について紹介だのん
今回奥三河へは一泊二日で滞在したのですが、お世話になったのがゲストハウス”danon”というところ。
東栄町というところにある、築150年の古民家にて、素敵なスタッフ二人で運営しているゲストハウスなのです。

アクセス
住所:愛知県北設楽郡東栄町本郷下前畑6-1
アクセス
車で:新東名高速道路 浜松いなさJCT経由、三遠南信道路鳳来峡ICより車で30分
電車で:JR飯田線 東栄駅下車後、徒歩2時間
料金
- 宿泊:6,000円/泊(朝・夕の食材費込み)
- マッサージ:初診3,500円/1時間(2回目以降4,500円/1時間)
食材費込みというのは、宿泊するゲストとスタッフが一緒に共同調理をすることになるからです。
現地の農家さんからいただいたお野菜をみんなでワイワイ調理できちゃうのです。

↑この日スタッフと一緒につくった美味しい料理たち♫
また、スタッフの一人がタイ古式マッサージ師でもあるので、ぐっすり眠りたいときのためにやってみるといいです(後述)。
danonの特徴について紹介するんだのん
スタッフとの距離がすごい近い
ぼくはいくつかゲストハウスに泊まったことがあるのですが、今まで泊まった場所はあくまで”寝る場所”という位置づけでした。
実際スタッフも最低限の接客に留めており、お客の宿の中での行動はある程度自由な反面、交流は皆無でした。
しかし、ここdanonでは食事がスタッフとの共同調理ということもあって、ゲストとスタッフが一緒に食事を摂ります。
加えて泊まれる最大人数も限られている(貸し切りの場合は7人以下)らしいのでアットホームな雰囲気の中でワイワイ楽しむことが出来ます。
実際にぼくが泊まった時はdanonスタッフ2名と常連さん1人、現地の人1人とぼくの5人でした。
夜はお酒も飲みながらまったりとした時間を過ごすことが出来ました。
田舎暮らし体験ができる
ぼくは今回できなかったのですが、シーズンによっては田舎暮らし体験ができるみたいです。※別途有料
農業体験とかできるみたいなので、気になる方は問い合わせしてみるといいと思います。
近くの温泉に半額で入れる
danonから徒歩10分ほどのところに温泉があるのですが、そこに本来650円かかる所を半額の320円で入ることが出来ちゃいます。

実際にぼくも入って来たのですが、ものすごく気持ちよかったです。
まず、眺めがいいです。
露天風呂の景色がすごい開けていて、見晴らしがいいんですよ。
寝湯もできるのでまったり過ごすのには最高のスペースなのです。
タイ古式マッサージが受けれるんだのん
先述の通り、タイ古式マッサージが1時間3500円(初診)で受けることが出来ます。

タイ古式マッサージの特徴
タイ古式マッサージは、頭の先からつま先まで全身くまなくマッサージを行います。タイ古式マッサージと指圧で行う一般的なマッサージの違いとして、タイ古式マッサージを行う施術者は手の平やヒジやヒザ、足など体の色々な部分を使い筋肉を刺激していきます。センと呼ばれる人体を流れるエネルギーラインをゆったりとしたリズムで刺激し、こり固まった筋肉をゆるめていくことにより、血流が促され、自律神経のバランスが整い、人間が本来持っている免疫力や自然治癒能力を高める効果があるとされています。参照:http://www.ygarden.jp/shop_top
実際に足の先からつま先まで優しく入念にマッサージしてもらいました。
スタッフ・でらちゃんによるサービス

マッサージをやってくれるのは、スタッフの”でらちゃん”こと本郷なつみさん。
なぜでらちゃんと呼ばれているのかは、ご本人に聞いてみてください。
でらちゃんがここのスタッフになったのはつい1か月前のことだそうです。
danonでマッサージサービスが始まったのもそのくらいとのことで、かなりいいタイミングでぼくは巡り合うことが出来ました。
本場・タイで修行していた
驚くのが、でらちゃんはdanonのスタッフになる前は本場のタイで単身マッサージの修行に行っていたんだとか。
形だけでなく、考え方や価値観を学ぶためにも本場で勉強してきたのだそうです。
そんなフットワークが軽いでらちゃんの話は聞いていてすごく面白いので、マッサージを受けながら色々聞いてみるといいと思います。
そんなでらちゃんは、「なつみりらっくす」という名前で開業もしています。
Facebookページもあるので、こちらもご覧ください。
danonが目指す”地域と外の人との橋渡し”
danonのオーナーは、金城さんという女性の方。
もともと東栄町の地域おこし協力隊の方で、任期終了後に古民家を借りてdanonを運営されているのだそうです。

danonが目指すのは地域の人と外部から来た人をつなげる場
ぼくがdanonで1泊過ごした印象として、他のゲストハウスに比べてスタッフとの距離がすごい近く、アットホームな感じがしました。
いい意味で宿という感じがしなかったんですよね。
そのdanonをどんな位置づけで運営しているのか、聞いたところ、
確かに、外から遊びに来る立場としては地域の人と関われる場があるのってすごいありがたいんですよね。
観光で知らない土地に遊びに行くものの、その土地のことは全く知らないし、ネットでも調べられない。
じゃあ現地の人に聞こうと思っても、その取っ掛かりもない。
泊まった宿もスタッフとの距離が遠くて聞きづらい、ということをぼくは度々経験していました。
しかしdanonはスタッフとの距離が近いアットホームな雰囲気があるので、その土地のことについてすごい聞きやすいんです。
実際にどんな人が来るの?
実際にdanonにはどんな人が来るのか、ということも気になってました。
とおっしゃってたように観光目的で来る人は少ないそうです。
- 地域の人
- 田舎暮らしを体験してみたいという人
- 他のゲストハウスに泊まって、danonがいいところという評判を聞きつけて
と、きっかけは観光ではないものの色んなきっかけから人が集まるのだそうです。
田舎暮らし体験が実際にできるのも、金城さんがせっかく来てもらうなら東栄町での生活を少しでも味わってほしい、という想いから立てたのだそうです。
おわりに
今までぼくはゲストハウスと言えば”知らない人と共同部屋でただ寝るところ”というイメージが強かったのですが、danonに来て変わりました。
ここはアットホームな雰囲気の中でスタッフとの距離が近く、必然的に他のゲストとの会話も生まれる場所なので、
いい意味で宿ではない感じがしました。
愛知の山奥でこんな素敵な発見があると思いもしなかったので本当にどこで何があるか、分からないものです。
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