こんにちわ。
会社を退職後、12月末よりはじめた伊豆でのリゾートバイトが今日で終わりました。
ぼくが入ったのは年末の忙しい時期、思っていた以上にハードで1か月大丈夫かな、とか不安に思ったこともありましたが終わってみるとあっという間の5週間でした。
そんなわけで今日は、リゾートバイトの振り返りとぼくが感じたメリット、デメリットを挙げていきます。
ちなみにぼくは、株式会社アプリのはたらくどっとこむ
を使って探しました。

この記事の目次
リゾートバイトの業務内容
業務内容については以前の記事でも触れましたが、ちょっとおさらいを。
- 客室の清掃(ベッドシーツ交換、床・デスク掃除、風呂場・トイレ掃除)
- レストラン裏作業(厨房からレストラン内の各スパンへ料理を運ぶ作業、皿洗い)
- レストラン接客
主な業務は上の二つ、勤務時間は大体9-10時間くらいでした。
ぼくの場合は年末年始を挟んでいたということもあり、その間は12時間以上働いていた時もありました。
リゾートバイトのメリット
というわけで本題のメリット・デメリットについてあげていきます。
まずはメリットを上げていきます。
生活費が抑えられて、貯金が出来る
リゾバをやるうえで誰もが上げるメリット。
住み込み寮は無料のところが多く、食事が基本的について生活コストをかなり抑えられるのでしっかり貯金ができます。
ぼくのところも寮は無料+光熱費の負担なし、食事は勤務日であれば昼・夜と弁当で支給されるので生活コストは毎朝の食事と休日3食だけでした。
そのおかげもあって、勤務していた1月の食費支出は先月に比べて1万円以上抑えられました。
普段かかる生活費がかなり抑えられるということもあり、リゾートバイトに携わった5週間で20万円以上も貯金することに成功しました。
普段出会えない人と出会える
これもよく聞くメリットですね。
自分と全くバックグラウンドの違う人と出会えたりするのが醍醐味の一つ。
印象的だったのが女の子二人組で来ていて、将来二人でアパレルショップを出すためにお金貯めてるんです、っていう子たち。
ここに来るまでにいろいろあったみたいだけど、素晴らしい動機ですね。
ぜひ頑張ってほしい。
普通のアルバイトと違っていろんな業務に携われる
ほら、ぶっちゃけアルバイトの仕事内容ってすぐに飽きてきません??(笑)
ぼくは学生時代にスーパーで品出しをやっていたのですが一つコツをつかむとすぐに飽きちゃうんですよね。
ぼくが飽きっぽい性格と言われればそれまでなんですが、大概のバイトって特定の一つの業務しかやらないことが多いと思います。
しかし、リゾートバイトではいろんな仕事をやらせてもらえました。
レストランでは裏方と接客と両方やらせてもらえましたしね。
他の案件はどうなのかまでは分からないのですが、普通のアルバイトよりも幅広い作業が任せてもらえる、ってのは大きいなと思いました。
通勤時間がマジで短い

個人的に一番大きいと感じているメリット。
東京で働いてた時も名古屋の時も片道1時間くらいはかけていたのですが、これがごっそり省けるってのは本当に大きいです。
ぼくのところでは寮から勤務するホテルまで徒歩5分で行けるくらいの好立地だったので、出勤ギリギリまで家でのんびり過ごせました。
特に東京の通勤とか何の罰ゲームだ、って言いたくなるくらい満員電車が半端ないのでこのストレスが無いのは本当に快適でした。
今までかかっていた往復2時間を家で過ごせるわけですから精神的には本当に楽でした。
一部施設を無料or低価格で楽しめる
この権利があるからリゾバをやる、って人も多いでしょう。
スキー場ならチケット無料、温泉地なら入浴料タダだったりします。
ぼくのところも1回1500円もする温泉に無料で入れました。
この5週間で7,8回は行ってるんじゃないかな。
金額にして10,000円超(^◇^)
1,500円×7回=10,500円♫
ぼくと一緒に働いていたバイトさんは「自分の働いてるところの施設を使うの抵抗ある」なんて言ってこの権利を使わなかった人がいたんですけどほんとうにもったいない!
頑張って働いている権利としてもらえるわけですから使わなきゃ損です!
北海道から沖縄まで、全国色んなところを選べる
勤務地は北海道から沖縄まで、全国好きなところを選ぶことも出来ます。
なので夏は涼しい北海道の地で働き、冬は暖かい沖縄の地で働く、なんてこともできるわけです。
自分が気になっている土地で働くことが出来るというのも一つ魅力な点ですね。
ぼくも雪が降らないという理由で伊豆を選びましたしね。
リゾートバイトのデメリット
続いてデメリットについて。
やっぱり仕事である以上いいことばかりではありません。
新しい土地で過ごすことによるストレス
引っ越し経験者はよくわかると思うんですが、慣れない土地で過ごすのって結構ストレスになるんですよ。
幼少期から引っ越しを繰り返していたぼくはこれに対してかなり耐性がある方だと思っていたのですが、それでもこのストレスは大きく、最初数日間はまともに眠れなかったり少食になったりしていました。
友達と一緒に行くのであればいいかもしれませんが、これからリゾバをやろうって人はこのことは頭に入れといた方がいいです。
基本的にアクセスが悪いところが多い
ぼくの赴任地は最寄駅から徒歩30分、コンビニ・スーパーも歩いていくにはかなり厳しいところにありました。
ぼくは車を持ってるのでそこのところは問題なかったのですが、大半のアルバイトさんは車を持たない人で、その人たちの話を聞いていると買い出しとかかなり大変という話を聞きました。
「今ならAmazonがあるしなんとかなるっしょ」って感じもしますが、そもそも荷物を確実に受け取れる時間に来てくれるのか?というところもあるので一概にベストな対策とは言い切れません。
リゾート地といえば基本的に駅から遠かったり近くにコンビニ・スーパーが無かったりするケースが多いのでここも覚悟しといた方がいいです。
ぼくより後に入ってきたある子はリゾバ赴任前に事前に食糧とかを買い込んで準備をしてから来てました。
交通手段がないところに配属されるのであればこういう準備をしとくのもありかもしれません。
合わせて読みたいこれからリゾートバイトに行く人が現地で役に立つ持ち物
人手不足の現実をみてしまう
以前から経験していた人の話を聞いている限り、基本的にリゾートバイトの赴任先は人手不足に悩まされている現場が多いそうです。
まあそりゃそうだ、って感じですよね。人手が足りてないからバイトを募集するのですから。
ぼくの赴任先でもコストカットのために社員が辞めたら欠員をアルバイトで補てんして、けど入れ替わりが激しいから結果として人が育っていない、という現状がありました。
人手不足で大変なのが一人当たりの作業量が増える。
社員さんの話とか聞いていても月の残業が80時間はいく、って話も普通に耳にしました。
実際にぼくも数えてはいないですけど60時間くらいは超えてるんじゃないかな。残業代はちゃんと出ているのでそこはありがたいのですが。
とりあえず、リゾバする上ではリゾート地でまったり働いて、なんてのは幻想だと思っといてください。
これからリゾバを考えてる人に向けて、オススメの選び方
というわけで、経験者のぼくが考えるリゾバを選ぶ際に考えるべき基準を以下に上げていきます。ここでは主に生活面を重視してピックアップしていきます。
住み込み寮の環境について
元気に働く上で生活環境は大きな要素となります。
個室か相部屋か、現場からどのくらい離れているのか、寮内の設備などをまず見ましょう。
仮に仕事がめちゃくちゃ忙しい現場に配属されたとしても、現場よりも部屋にいる時間の方が多いはず。寮の環境はちゃんと見といた方がいいです。
個室一つとっても現場によってはピンキリでそれなりの家具がついてるところもあればぼくの赴任地みたいに家具がなにも無いところもあります。
ぼくの場合、個室という条件は外せなかったのでそれに絞って探しました。
相部屋だと上手くやれれば楽しいだろうとは思うんですが、ぼくは一人になれる時間が無いとやっていけない人間なので個室にこだわりました。
寮周辺の施設
おそらくリゾバをやる人の大半は車を所有してない人が多いと思います。
車を持ってるのであれば正直関係ない話なのですが、車が無い人はここを気にした方がいいです。
コンビニ・スーパーは歩いていけるのか、買い物ができるところは電車・バスだけで行けるのか、などなど。
いくら食事も出るからと言って生活しているとどうしても買い物をしないといけない状況って出てきます。
他のアルバイトの人の買い物事情を聞いてると本当に大変そうでしたもん。
リゾートバイトは短期間(1か月以内)でもできる??
住み込みで働くということは、長期間じゃないとできないのではないか??と悩まれる方もいると思います。
ぼくも実際に働いたのは5週間だけと、そんなに長くない期間だったのでそこは気になっていました。
しかし実際に調べてみたところ、短期(1か月以内)でも募集している案件はかなりありました。
年末年始やゴールデンウィーク、お盆休み当たりの時期は特に短期での募集も多くなると思われます。
もちろん受け入れ先としては長期で働ける人の方が都合がいいので有利不利は出てくるとは思いますが、まずは相談に行くのがいいのではないかと思います。
やってみたいと思ったのなら、ダメ元でも話をしてみたほうがいいです。
むしろ、コンビニとか居酒屋とか普通のアルバイトは1,2か月間だけ雇ってもらうってできないですからね。
おわりに
会社員とはまた違った大変さもありましたが、やってみてよかったな、とは思ってます。
またやりたいかと言われたら…ですが(笑)
やはり最大のメリットは、住み込みで支出を減らせるので貯金により多く回すことが出来る、という点。
この5週間頑張ったおかげで、アイスランドに行くお金を無事確保することが出来ました。