最近買った双眼鏡を首に下げてたせいで肩こりがひどくなりました、つちまる(@tcdtkhs)です。
みなさんはライブやスポーツ観戦に行くとき、何を持っていきますか。
うちわ、サイリウム、応援グッズ、ユニフォーム、色々あると思います。
けどライブでもスポーツ観戦でも、席が遠いと楽しさもちょっと減っちゃいますよね。
ぼくもたびたびサッカー観戦に行くのですが、近くの席で見れるのと遠くの席で見るのではかなり迫力が違う。
遠い席に当たっちゃった、という時でもより一層楽しめるために、ぼくは双眼鏡を持っていくことを強く勧めたいです。
この記事の目次
双眼鏡を持つメリット
双眼鏡は色んなシチュエーションで使える
双眼鏡は先述のライブやスポーツ観戦だけでなく、色んなシチュエーションで使えます。
ぼくは自然観察用に買ったのですが、観光でもお花見にも使えそうですね。
- 木の上に止まっている、あの見たことない鳥はなんだろう?
- せっかくサッカー見に来たんだから、清武弘嗣のスーパープレイを目に焼き付けたい!
- わたしの大好きなあゆちゃんが歌ってる時の表情もしっかり見たいんだ!!
- 今度パリに行くから、エッフェル塔のてっぺんを下から見てみたいなぁ。
(双眼鏡があっても無理だけど)
使い道はまだまだありそうですね。
臨場感あふれるものが見れる
双眼鏡ってただ遠くのものを観察できるものじゃないんです。
肉眼で見る時以上により臨場感のあるシーンを目視できるのです。
ぼくは双眼鏡を自然観察で使うことがほとんどなのですが、
例えばあまり見かけない小鳥を双眼鏡で見たときは感動しますね。
「こんな色してるんだ」とか「なんか木つついてるな」とか、動きの一つ一つに対して間近で見てるかのような迫力があるんです。
スポーツの中継を思い浮かべていただければより分かりやすいと思います。
サッカーで得点シーンがあった時、普通に見てる分には「決まった!!」って感じですけど肝心なシーンはそんなに記憶にないじゃないですか。
けど、あとでズームでリプレイしてくれるとそのシーンがどれだけすごいのか、よく分かる。
これが肉眼では生み出せない、双眼鏡を使ったときにこそ見れる臨場感なのですよ。
双眼鏡の選び方
ここで気になるのが、双眼鏡をどうやって選ぶのか?というところだと思います。
- レンズの大きさ
- レンズのコーティング
- 倍率
- 双眼鏡の構造
これらを基に双眼鏡を決めていきましょう。
ちなみにぼくは、これらの基準を基にこちらを選びました。
理由も含めてこれから説明していきます。
レンズの大きさ
双眼鏡のレンズは小さい物よりは大きい物の方が断然に見やすいです。
カメラが好きな方は分かると思うのですが、遠くのものを拡大で見ようとすると可視領域が狭くなるために光が取り込めず、どうしても暗く見えてしまいます。

そのため、レンズが小さいものだと双眼鏡をのぞいても暗くて見にくい、なんて事態になってしまいます。
だから光をより多く取り込むんで明るくくっきり見るためにレンズが大きい物を選ぶのがいいです。

あと、レンズが大きいことで見やすさもだいぶ変わります。
何て言うのか、視野が広がる感じ。
レンズ径21mmの小さいタイプもぼくは持っているのですが、それをのぞいてから40mmタイプをのぞいてみると感動するレベルですね。
視界がクリアというのか、より広い範囲を視野に収められる感じが。
レンズのコーティング
予算に余裕があるのでしたら、レンズのコーティングにも着目してみましょう。
コーティングがしてあることでフレアやゴーストを抑えてくれます。
レンズの大きさが同じくらいでも、価格が違うのはコーティングの種類が異なるケースが多いです。

これはぼくが購入したPENTAX 双眼鏡 SP 8×40 ポロプリズムのAmazonページの仕様表なのですが、このようにコーティングの種類が書かれています。
ぼくが使っている双眼鏡はマルチコート、その上のクラスで「フルマルチコート」があります。

けど、ぼくが使っている感じですがマルチコートでフレアやゴーストが出たことは無いです。
なのでマルチコートで十分だと思います。
倍率
倍率は8-10倍の単焦点(倍率を変えられない)のものがいいです。
というのも、それ以上の倍率だと手振れが本当にすごいんですよ。
三脚を使えば、という話でもあるのですがライブやスポーツ観戦するのに三脚とか邪魔でしかないじゃないですか。
あと、単焦点というところも重要です。
まず倍率を変えられるタイプは値段が高いです。
かといって、双眼鏡って倍率を変えて見ることってほとんどないんですよ。
理由は、低倍率で見る必要が無いから。
カメラであれば、構図の問題とか背景とかもあるので焦点距離を変えられた方がいいですが双眼鏡って被写体にしか着目しないので低倍率にするメリットがないんですよね。
かといって高倍率にしたところで手振れしやすくて見づらくなるし。
ここにコストをかけるだけ無駄なので割り切って単焦点の8倍or10倍のものにしましょう。
双眼鏡の構造
双眼鏡の構造は2種類、ポロプリズムとダハプリズムというのがあります。
どちらを選ぶかで値段も変わってきます。
- 同スペックで安価な方はポロプリズム
- コンパクトなサイズはダハプリズム
ダハプリズムの方が構造が複雑なためポロプリズムに比べると高価になるんだそうです。

画像参照;http://nice.kaze.com/wadai31i.html
コンパクトな方が安いカメラとは対照的ですね。
ぼくが買ったのはポロプリズム式の物なんですが、これと同価格の物でダハプリズム式のものがこちら。
ぼくの持ってるのがレンズ径40mmに対して、こちらは25mmとかなり違います。
その反面重量は770gと300gとで、重さは半分以下。
まとめ。ぼくが双眼鏡を選んだ基準
色々と考えた結果、ぼくはレンズ径40mmのやや大きめで重さ770gの重いタイプの双眼鏡を購入しました。
その理由は
- 第一の用途はあくまで自然の調査のため。そんなに歩き回るわけではないので多少重いくらいなら気にする必要が無かった
- 今までレンズ径21mmを使っていたが、視野が狭くて使いにくい。レンズ径が大きめのものがいい
- かといってそこまで予算はかけたくなかった。そのためサイズが大きいけど安価なポロプリズム式を購入
という点です。
実際に購入してみて、ものすごいクリアに見えて感動しました。
みなさんも一瞬の見たいシーンを逃さないために双眼鏡を導入するの、いいですよ!