高速道路を走るのが好きなつちまる(@tcdtkhs)です。
栃木から三重の実家に車で帰るとき、新東名高速道路を使います。
けど、新東名の少し南の方に東名高速道路というのもあるんですよね。
ふとした疑問、「新東名」と「東名」はどっちが早くてお得なのか、気になったので調べてみました。
ちなみにぼくは、ナビ検索したら新東名のルートが出てくるので新東名を使ってます。
この記事の目次
新東名高速道路と東名高速道路
東名高速道路とは、”東”と”名”が付く通り東京と名古屋を結ぶ高速道路です。
東名高速の方は太平洋沿いを走っているので海を見ながらドライブすることが出来ます。
対して新東名高速道路は、名前の通り東京と名古屋を結ぶ、新しい高速道路です。
東名高速道路のやや北側に並行しており、海からやや離れるため海を見ながらドライブと言う優雅なことはできないです。
2018/1/27時点では、御殿場JCT―豊田東JCTまで開通しており、後に海老名、厚木の方まで延伸されるみたいです。
どっちが短い?安い?東名高速と新東名高速

画像:NEXCO中日本の路線図より加筆
地図でいうと赤丸のところが現在の新東名の起点と終点です。(御殿場JCTと豊田東JCT)
豊田東JCTの先は一旦伊勢湾岸道に入り、豊田JCTで東名高速と合流することが出来ます。
今回は二つの合流点である豊田JCTと御殿場JCTの間でどちらが安いか、どちらがお得かを見ていきます。
なので、新東名の計算は豊田東JCT-豊田JCT間の伊勢湾岸道も含みます。
ただ、JCT間での距離・料金計算はできないので、その一つ内側のICより計算します。
- 東名:岡崎IC―裾野IC
- 新東名:豊田東IC―長泉沼津IC
東名高速道路の料金・距離

東名高速道路料金:4,710円
距離:199.6km
新東名高速道路の料金・距離
続いて新東名高速道路の料金と距離です。

新東名高速道路料金:4,610円
距離:186.7km
次の項目でこの両者の料金・距離の比較をします。
料金・距離についてまとめ

- 料金は新東名高速の方が東名高速よりも100円だけ安い
- 距離は新東名高速の方が東名高速よりも10km以上短い
料金、距離とも新東名高速道路の方がメリットがあることが分かりました。
実燃費14km/ℓの車であればガソリン代も片道100円分だけ安いことになりますね。
新東名高速道路を使った方が、料金・ガソリン代含め、トータルで200円ほど安くなり、さらに距離も短いことが分かりました。
とはいえメリットと言ってもあくまで誤差と言える程度の差でした。
けど実際に両者間で差をつけるメリットってあんまりないでしょうから料金もほぼ差が無いんですかね。
差を付けたら今度は、安い方に車が集中しちゃうのでそれでは新東名高速を作った意味が無くなりますし。
東名高速と新東名高速の両方を走ってみての感想
じゃあ実際に走ってみてどうなのか?というところです。
新東名の方が新しいから走りやすいのか?新東名が出来たことで東名高速の存在意義はあるのか??というところもぼくは気になりました。
というわけで実家帰省に当たって今回は行き道は新東名高速を使い、帰りは東名高速を使って、実際に走ってみた感想を書いていきます。
東名高速道路
東名高速道路は、印象として新東名と比べてカーブが多いな、という感じです。
また、新東名高速と比べると起伏差も結構あると感じ、その分余計にガソリンを食う感じがしました。
強いていい点を挙げるのであれば、トンネルが少ないことですね。
海岸沿いを走っているのでトンネルはかなり少なくて走りやすかったです。
ぼくにとっては高速道路のトンネルが苦手で、走っているときに生じる籠った音が苦手なんですよね。
東京⇒名古屋方面であれば、左手に海が見れるのもいいポイント。
新東名高速道路
新東名高速はまだ新しいこともあり、アスファルト舗装がしっかりなされており、静かに走れます。
車の振動が少ないのは長距離を運転するドライバーとしては疲れにくい上に、
東名高速に比べて平たんな道が多いためカーブも緩やかな箇所が多いので負担もかなり少ないです。
ただし、東名高速よりも内陸を走っており、途中山岳地帯も突き抜けるのでトンネルが多いのが個人的なマイナスポイント。
トンネル内を走る音が苦手なんですよね(2回目)。
両方を走ってみての感想まとめ
- 新東名高速道路の方が坂道・カーブが少なくドライバーとしては負担が少ない
- アスファルト舗装もしっかりなされているため、騒音が東名高速に比べて少ない
- ただし山岳地帯を通ることもあって新東名高速道路の方がトンネルが多い
というわけで新東名高速と東名高速の違いについての解説でした。
こんな人は新東名高速道路を使おう
以下の人は新東名高速道路を使った方がいいでしょう。
- 東京(御殿場)―名古屋(豊田)間を少しでも最速、安価で走りたい人
- 静岡県内で寄り道をする必要がない人
静岡県の街作りの特徴として、海沿いが栄えている市町が多いです。
それに対して山側を走る新東名高速道路は静岡県の繁華街からかなり離れたところを走っています。
途中、静岡県に立ち寄る用事が無い限りは新東名高速道路を使うのがいいでしょう。
こんな人は東名高速道路を使おう
早くて安いからといって、誰もが新東名高速がメリットあるわけではありません。
こんな人は新東名よりも東名高速の方がメリットがあります。
- 静岡県内の市町、および豊橋市に立ち寄る用事がある人
静岡の主要都市である静岡市、浜松市はもちろん、焼津、掛川、磐田、そして愛知の豊橋市などの市街地からも近いです。
そういったところに立ち寄る方であれば、新東名高速よりも東名高速道路の方がメリットがあると言えます。
まとめ
新東名高速道路と東名高速道路の違いについてまとめます。
- 新東名高速道路の方が若干安く、若干距離が短い
- 作りが新しいこともあり、新東名高速の方が走り心地も断然いい
- だから東京―名古屋へ寄り道せずに向かうなら新東名一択になる
- それに対して東名高速道路は静岡県の主要都市へアクセスがしやすい
- あと、東名は海を眺めながらドライブが出来て気持ちいい
というわけでみなさん、よいドライブをしてくださいね。
新東名と東名では料金はほとんど一緒なのですが、高速道路にかかるお金を安くする方法が気になる方はこちらも併せてどうぞ。
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