壮大な自然が大好き、つちまる(@tcdtkhs)です。
ぼくは今年の初めに北の彼方にあるアイスランドに滞在していたのですが、今でもアイスランドの景観が印象に残っています。
日本にはある当たり前のものが無かったり、逆に日本には無さそうなものがあったり。
そんなわけで今回は、日本とアイスランドの冬の風景の違いを紹介していこうと思います。
この記事の目次
アイスランドの気候
まずアイスランドの気候がどんな感じなのか見ていきます。
アイスランドの平均気温
東京と札幌、そしてアイスランドの首都であるレイキャビークの年間の平均気温をグラフにしてまとめてみました。

地理的に北極にめちゃくちゃ近いことからアイスランドの冬は極寒地をイメージされる方は多いと思います。
しかし、気温を比べてみると東京よりは寒いけど札幌よりはマシ、というレベル。
ぼくも上陸して結構ビックリしました。
経由地で降り立ったヘルシンキの方が寒かったです。
アイスランドの天候
冬に関していえば、大抵は曇り空で、たまーに晴れ間が出たり雹が降ったりします。
レイキャビーク周辺に関していえば、雪はほとんど降りませんでした。
アイスランドと言えばオーロラ見れるでしょ?と言われますが、曇り空が続く事情からオーロラ観光のために行くのはオススメはできません。
なのでオーロラについてはふと夜空を見上げてみたら偶然見れた!程度の期待値に留めておいた方がいいでしょう。
アイスランドと日本の自然風景の違い
気候も全然違うことから、日本とアイスランドでは見ることが出来る自然風景が全然違います。
ここで面白いと思ったポイントを4つ挙げていきます。
もやしみたいな木しか生えていない

夏も気温が上がりにくく、曇り空が多いアイスランドでは木の生育に不向きなためか、樹木がビックリするくらい少ないです。
あっても画像の、もやしのような木がほとんどです。

日本では山の方に行けばスギやヒノキといった、花粉症の天敵ともいえる建築資材に役に立つ樹木がたくさん生えています。
しかしアイスランドではそんな当たり前のような森林はありません。
樹木を自生できる日本って実は恵まれてるね。
はるか遠くまで見られるくらい、植物が育っていない
木が育たないということは、植物にとっても過酷な天候ということでもあります。
実際にアイスランドでは雑草と言えるものすら見当たらないです。
拠点にしてた宿泊地の近くの山をハイキングに行ったことがあるのですが、こんな感じ。

こんな感じでめちゃくちゃ見晴らしがいいんです。
せいぜい生えているのはコケくらいで、地表が丸見えなくらい、植物が無いです。
日本でこんな光景見れるのってせいぜい休耕地くらいじゃないですか。
それだけに数少ない緑のものがすごい目立ち、もやしみたいな木が生えているだけでなぜか感動するんですよね。
水が透き通っていてすごいキレイ

自然観光地が多いと言うだけあって、川の水とかは透き通っているくらいきれいでした。
まあこれに関しては先進国の日本と比べるのもおかしいような気もしますが、
ぼくが住んでいる田舎に流れている川もここまできれいじゃなかった感じがしたので書いてみました。
実際に川の水を飲んでみたのですが、冬の寒さも合わさってすごい身体に染み渡った感じがしましたね。
街と街の間に人がいる気配が全くない
上手く言い表せないのですが、アイスランドは人が住む集落と人が住まない場所をきっちり分けられている感じがしました。
日本だと至るところに家があったりコンビニがあり、なにかしら人が住んでいる痕跡があるじゃないですか。よほどの山奥じゃない限り。
けど、アイスランドだと街から少し離れただけで道路のわきにはなにも無い状態。
バスに乗っているときに撮った風景写真ですが、こんな光景がずっと続きます。

ポケモンでいえばマサラタウンとトキワシティの間の道みたいな感じをイメージしてくれれば分かりやすいかな?
建物も人の気配も全くないあの感じ

画像参照:https://www15.atwiki.jp/adamoreva/pages/26.html
まとめ
というわけでアイスランドの自然についてまとめです。
- 木がもやし
- 山に生えている植物はほとんどない、せいぜいコケが生えているくらい
- 水がすごいきれい
- 街と街の間がポケモンの世界みたいな感じ
日本とはまた違った世界で面白いです。
他の外国に行ったらまた違う自然の風景が見れるんだろうなー。
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