社会人だけどアイスランドへ海外ワークキャンプへ行ってきた

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こんにちわ。

ようやく到着しました、アイスランド!

極東の日本からはるばる北極に最も近い国であるアイスランドに来た理由、それは会社で消耗してた頃から興味があった海外ワークキャンプに参加するためです。

いろんな国の人たちが集まってちょっとしたボランティアに取り組んだり、一緒に観光したり遊んだりするなどして国際交流をしています。

 

そもそもワークキャンプって?

知らない人は知らないであろう、ワークキャンプって何ぞや?ってところから。

国際ワークキャンプとは、国内・海外で世界の仲間や住民と一緒に、地域のために動く「合宿型のボランティア」のことです。日本を含め、世界約95か国、3000か所で開催されています。

国際ボランティアNGO団体「NICE」HPより

やることは案件によって本当に様々で、

  • 森林の手入れ
  • 動植物の保護
  • 有機農業の応援
  • 子ども・お年寄り・障がい者・難民等のお手伝い
  • 遺跡発掘や城・寺の修復
  • 学校やトイレの建設
  • アートづくり
  • 村祭りの運営

など色んなことが出来るそうです。

ぼくがお世話になっているアイスランドへは養鶏の世話、グリーンハウスの整備という名目の案件を任されています。

 

海外ボランティアは発展途上国だけではない

海外ボランティアと聞くと、東南アジアとかアフリカとかで活動しているイメージが強いかと思います。

実際にぼくもアイスランドにも案件があるんだ、とちょっと驚きました。

ぼくは今回NICEという団体を通してワークキャンプに参加しているのですが、NICEの案件を見てみると、東南アジアとかの発展途上国はもちろんドイツとか先進国でやっている案件もザラにあるんですよ。

 

ちなみに下の記事で詳しく触れているのですが、

「初めて海外ボランティアへ行きます」って人はまず発展途上国ではなくそこそこインフラの整った国で始めたほうがいいです。

失敗しない初めての海外ワークキャンプの選び方

 

ぼくがワークキャンプに参加した理由

ぼくは昨年12月に自分のやりたいことを追い求めるために会社を辞めました。

そしてそれは、形はやや違えど4月から実現することになります。

じゃあそれまでの数か月間どう過ごすのか?と考えたとき、日本で普段通り過ごすのはすごい退屈だな、って思ったんです。

 

当時ぼくが考えていた選択肢としては

  1. 家に引きこもってひたすらブログを書く
  2. 地元でひたすらアルバイト
  3. リゾートバイトを長期間続ける
  4. 新しく何か勉強を始める

色々考えて見たのですが、②③は同じ日常の繰り返しな感じなのでなんか嫌だ。

①④は確かに自分にとっていいのだけど、まとまった時間が取れる今やることではない、

と考えた結果、「そうだ!海外へ行こう」ということに至りました。

 

で、海外に長期滞在するならどうしよう?ってなって、ただ観光するだけってのは面白くないな、と思い、せっかくだから現地の人だけでなくいろんな国の人が集まる海外ボランティアをしよう、ということで今に至ります。

要するに、「海外に長期滞在する理由が欲しかった」ただそれだけです。

 

どんな人が参加してるの?

ワークキャンプに興味を持ってる人が一番気になってるであろうことでしょう。

国籍も含め簡単に紹介しますと

・27歳日本人男性、無職←自分
・大学4年日本人男性(今年就職)
・大学4年日本人女性(めっちゃ英語ペラペラ)
・大学1年日本人女性(唯一10代)
・韓国人女子大生×2
・台湾人女子大生
・20代前半南アフリカ人女性(学校卒業後働いた経験あり)
・24歳ハンガリー人男性(学校卒業後中国で英語講師をしてたらしい)
・24歳ハンガリー出身女性(学校卒業後働いた経験あり)

国別にすると日本人4人、韓国人2人、台湾人1人、ハンガリー2人、南アフリカ1人でした。

みんな学生、もしくは20代前半で27歳のぼくは最年長であります。

 

アイスランドなのにアジア人が多いとか、現地の人が一人もいないとか、ツッコミどころは多々ありますが毎日楽しくやっております。

このメンバーだけ見ると、アジア人は学生が多く、ヨーロッパとか他地域の人は一度働いたけど合わなかったのか自分探し?のためにやっている、というイメージですね。

 

ワークキャンプでの日常

「海外ボランティアって結構大変そう」て思ってる人って多いだろうと思います。

実際にぼくも行く前まではそう考えていました。

が!行ってみてびっくり、ぼくのところではほとんどボランティアなんてしてません(笑)

じゃあどんなことしてるの?ってことでとある一日を紹介します。

 

午前8時

このくらいの時間に起床。

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引用:LINEスタンプ「うさまるの横のうさこちゃん」

とくに起床時間は決まってないのですがこのくらいの時間にみんな起きて朝食を各々取ります。

ちなみにアイスランドの午前8時はこんな感じ

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そう、ほとんど真夜中と同じレベルの暗さなんですよ。

なので朝が来たのかは時計を見ないと分からないです。

 

午前9-11時

10時くらいになってようやくアイスランドの朝日が昇る。

大体この時間帯は各々自由に過ごしています

ぼくはこの時間帯はだいたい朝食後の二度寝をしています。

 

午前11時

各々のベッド周りのお掃除。

ぼくはすぐにスーツケースを散らかすので毎日整理整頓が大変です(笑)

 

午後1時

お昼ごはん。

この日は韓国人の女の子二人組が料理当番ということで韓国料理をいただきました。

トッポギと

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チャーハンっぽい何か。料理名聞いたけど上手く聞き取れなかった(笑)

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毎日違う国のご飯が出てくるので毎日ご飯が楽しみです。

ちなみにぼくもちょっとした日本料理を振舞いました。こちらについてはまた別記事で。

 

片付けも済ませてボランティア活動の準備

 

午後3時

ボランティア活動開始。

ちなみにこの日は施設内で使った木材のくぎ抜きをただひたすら行いました。

めちゃくちゃ錆びてて手が痛い・・・

 

午後5時

まさかのボランティア活動終了。

この日の活動時間はたったの2時間でした。

というわけで自由時間

 

午後7時

みんな揃って晩御飯。

この日は昼に同じく韓国料理の一日。

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晩御飯には韓国のりもいただきました。本場の物は美味い!

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午後8時

お楽しみのプレゼンテーションタイム。

自分の国の文化や遊びを紹介する時間です。

この日は我らが日本の日ということで

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折り紙をみんなに体験してもらいました。

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外国の方も折り紙に真剣です。

 

午後10時

とくに就寝時間は決められてないので早い人はこのくらいの時間にもう寝ます。

この日は同じ参加者の日本人メンバーとカタンで遊びました。
(ほかの外国人メンバーはみんな就寝)

 

午前0時

明日に備えておやすみなさい

 

ね、めっちゃゆるやかでしょ?

この日の実働時間約2時間。

ちなみにこの日が一番活動をした日で、ボランティア活動をしない日もザラにあります。

 

ボランティア活動をしない日は?

ボランティア活動をしない日であっても基本的に日中はみんなで行動してることが多いです。

近くの山へハイキングへ行ったり、庭でちょっとしたレクリエーションをやったり、まあ何かしら遊んでます。

というか、遊んでばかりです(笑)

 

近くの山へ一緒に登りに行ったり

氷河地帯の氷の上に載ってみたり

 

言葉が違ってもみんなで一つのことに取り組めば楽しめるもんですね。

 

まとめ

海外ワークキャンプはボランティア活動のため、というよりはどちらかというと国際交流のための手段の一貫としてボランティアがある、という感じであるように参加していて思いました。

スケジュールを見てもらえばわかる通りみんなで何かしら活動はしているもののボランティア活動は大してしてません。

ボランティアというより国際交流がしたい、という人にはワークキャンプは本当にうってつけです。

というわけで国際ワークキャンプに興味を持たれた方はこちらからどうぞ。

http://www.nice1.gr.jp/