つちまる(@tcdtkhs)です。
みなさん、「日本野鳥の会」ってご存知ですか?
実際に活動に携わっている方もいれば名前だけ聞いたことあると言う方、ここで初めて聞いたという方もいるかもしれませんね。
バードウォッチングに携わる者として、入会した方がいいと思ったので入会いたしました。
この記事では、日本野鳥の会ってどんなことしてるの?ということからぼくが入会に至った理由について書いていきます。
この記事の目次
日本野鳥の会に入会した理由

ぼくが入会した理由は2つあります。
一つは旬の野鳥の情報を入手するため、もう一つは野鳥保護の活動をしている人の手助けになればいいな、と思ったからです。
旬な野鳥の情報が入手できる
日本野鳥の会に入会することで会報誌が定期的に送られてきます。
その中に、野鳥を取り巻く環境問題についてだったり、今の時期ならではの野鳥の生態学にまつわる内容について記述があります。
観察中に感じたこんな質問を、リアルタイムの季節に応じて書いてくれているのです。

↑日本野鳥の会会報誌「野鳥」 なぜか8月号が送られてきた。
この時の内容は、繁殖期終盤のさえずりと、メイトガード(パートナーになっているメスに対して別のオスが交尾しようとするのを阻止する行動)についての内容。
入会することで野鳥保護活動に関わる人の手助けになるかも
入会するにあたって、「年会費」と言う形でお金を野鳥の会に寄付することになります。
このお金が、日本野鳥の会に所属するスタッフなどが野鳥保護の活動に回されます。
ぶっちゃけ言うとぼくは、野鳥を取り巻く環境問題についての関心はありますが、野鳥保護の活動に携わろうという考えはありません。
しかし野鳥保護というのは、バードウォッチングをするうえでは外せない問題です。
そう考えたときに、「じゃあ保護活動にやりがいを感じられる人にやってもらえばいい」という考えに至りました。
自分が少しでもお金を寄付すれば保護活動に携わるスタッフが楽になる、救える野鳥の命が増えるのではないか、
そんな考えです。
同じ野鳥に関することだとしても、無理して自分が何でも関わる必要は無いと思うのです。
日本野鳥の会の活動について

野鳥生息地の保全など、自然保護活動
メインの活動と思われるのが自然保護活動。
- 野鳥生息地の保全
- 絶滅危惧種(シマフクロウ、オオタカなど)の保護
- 保全のための調査・研究
- 密漁・違法販売の防止活動
自然保護一つとっても、活動内容は多岐にわたるんですね。
普及活動
実際に保護活動に携わるだけでなく、沢山の人々に野鳥保護の大切さなどを伝える活動をしているそうです。
子供向けに野鳥を楽しめるための冊子を発行したり、自然保護・自然体験活動に関する講師として派遣したり、野鳥に関する出版物の企画・出版をしたりしているみたいです。
「野鳥を楽しむためのポータルサイト」をコンセプトにサイト運営している「BIRD FAN」はバードウォッチャー必見のサイトです。
探鳥会イベントの開催
こちらは正確に言うと各都道府県にある野鳥の会の支部が主催しているものですが、
各地域ごとに探鳥会のイベントを定期的に開催しています。
栃木なら栃木支部が、東京であれば東京支部と奥多摩支部の二つの支部があります。(広いところだと同じ県に3,4つある所もあります)
各支部でバードウォッチングの探鳥会イベントが開催されています。
野鳥を知り尽くしたベテランさんと一緒に歩けるという意味では間違いなく有意義な時間となるでしょう。
自然の中を歩くのって自然を知り尽くした人と一緒に歩いた方がより一層楽しいんです。
日本野鳥の会入会の特典

日本野鳥の会に入会することで色々な特典があります。
さすがに何か特典が無いと、寄付してはい終わり、では面白味も無いですからね。
旬な野鳥の情報が載った会報誌が送られる
先述の通り、旬な野鳥の情報が掲載された会報誌が送られてきます。
これを読むことで今起きている野鳥界の現象を知ることが出来るのでバードウォッチャーにとってもメリットがあります。
ただし、入会してすぐに送られるものは最新版ではないらしいです。
実際にぼくは、3月に入会したにもかかわらず去年の8月号が送られてきました。
会員価格で一部サービスが割引で利用できる
日本野鳥の会と提携している企業のサービスを割引で利用することが出来ます。
一例として
- 某鍼灸院
- ××引越しセンター
- カメラとか機材をレンタルできるところ
などなど、10-20%くらい割引の恩恵を受けられます。
おわりに
自然保護が叫ばれて久しいですが、自分が動くことだけが自然保護活動だとは思いません。
実際に携わる人の後ろにたくさんの人がいて、沢山のサポートや資金援助があるからこそ成り立っているのだと思います。
ぼくは野鳥保護という点においては入会と言う形で資金援助をしました。
そして資金援助をした見返りでいただいた情報を基に、このブログでバードウォッチングの面白さとかを伝えていくというのがぼくの展望です。
コメントを残す